世界の最期、君と…弐
※ひとまず、ここで登場人物紹介。
僕(クロ:敵=悪者→暗闇、暗黒のイメージから)…“世界の敵”と呼ばれる七歳の大学生。誰よりも賢く、世界の最期を知っている。
アイチ(死体→活動停止=終わり→尾張→愛知県から)…十六歳の少女の“死体”。世界の最期の象徴。
カマチ(凶器が鎌であり、血を付けて帰ってくる事から)…現実で有名な、見た目二十歳前半の“殺人鬼”。“エデン”に一人で住んでいた。
(↓本題)
アイチとの出会いは大学の中庭で、アイチが薔薇のトゲに刺さった時だ。僕はすぐに助けだし、アイチは“ありがとう”と痛さに涙して言った。それから僕とアイチは学部が違っても、一緒に昼食をとったりゲームセンターで遊んだりした。
そんな幸せは永く続かなかった。アイチが中庭で、薔薇に囲まれて仰向けになって倒れていたのだ。無傷で、着ていたワンピースも純白だった。僕は霊安室からアイチを担ぎ、現実から逃げ出した。
僕(クロ:敵=悪者→暗闇、暗黒のイメージから)…“世界の敵”と呼ばれる七歳の大学生。誰よりも賢く、世界の最期を知っている。
アイチ(死体→活動停止=終わり→尾張→愛知県から)…十六歳の少女の“死体”。世界の最期の象徴。
カマチ(凶器が鎌であり、血を付けて帰ってくる事から)…現実で有名な、見た目二十歳前半の“殺人鬼”。“エデン”に一人で住んでいた。
(↓本題)
アイチとの出会いは大学の中庭で、アイチが薔薇のトゲに刺さった時だ。僕はすぐに助けだし、アイチは“ありがとう”と痛さに涙して言った。それから僕とアイチは学部が違っても、一緒に昼食をとったりゲームセンターで遊んだりした。
そんな幸せは永く続かなかった。アイチが中庭で、薔薇に囲まれて仰向けになって倒れていたのだ。無傷で、着ていたワンピースも純白だった。僕は霊安室からアイチを担ぎ、現実から逃げ出した。
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