きみの半径2m以内。
きみの半径2m以内にいるだけで幸せだよ。
そう思う3年前。
それは夏の夜道でした。
どこからか、風に乗って、甘い花の香りが私ときみを包み込み、
暗く広がる夜空には、月が半分だけ輝いていた。
夏の浮き浮きした雰囲気に魅了されていた。
お酒に酔って、いつもみたいにあれはダメとか、
なには変とか、全然考えなくて、
ただ、1m隣を歩く、無愛想なきみが、
いとしくていとしくて、あたまヘンみたいだけど、
きみと溶けたいって思ったんだ。
闇の中の光みたいに熱みたいに、夜空の欠けた月みたいに、
きみと二人で触れ合った指先から、溶けてしまいたいと
強く願いました。涙が出そうな位、きみが大切でした。
それで思わず、言いました。
「一条さん。お願いがあります。手をつないでも、いいですか?」
そう思う3年前。
それは夏の夜道でした。
どこからか、風に乗って、甘い花の香りが私ときみを包み込み、
暗く広がる夜空には、月が半分だけ輝いていた。
夏の浮き浮きした雰囲気に魅了されていた。
お酒に酔って、いつもみたいにあれはダメとか、
なには変とか、全然考えなくて、
ただ、1m隣を歩く、無愛想なきみが、
いとしくていとしくて、あたまヘンみたいだけど、
きみと溶けたいって思ったんだ。
闇の中の光みたいに熱みたいに、夜空の欠けた月みたいに、
きみと二人で触れ合った指先から、溶けてしまいたいと
強く願いました。涙が出そうな位、きみが大切でした。
それで思わず、言いました。
「一条さん。お願いがあります。手をつないでも、いいですか?」
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