存在?
おばちゃんの入院していた病院についた。おばちゃんの病室に入る。ガランとしている。何よりおばちゃんがいない。先に病室に入っていた母が言った。
「やっぱり実際見てみると辛いもんよね」
あたしもそう思っていた。涙が溢れた。初めて身内の死に出くわしたから。車に乗り斎場へ行った。式の前夜。親戚が集まってきた。最初はおばちゃんの話しをしていた。しかし気付くと話はずれていた。原因は祖母の悪酔いだ。酒の進み具合いが半端じゃなかった。酷い口喧嘩になっていた。祖母が父に向かって言った。「あんたが死ねばよかったのにね!!生きてたって借金を増やすだけでしょ?どうせ。」
父は「私だって私なりに頑張ってるんですよ!!死んだら誰に迷惑がかかると思うんですか!?そんなに死んで欲しいんだったら此処で殺して下さいよ!!」
あたしは頭が真っ白になった。フツフツと怒りが込み上げてきた。大きな酒の空ビンを投げつけた。壁にだけど。すごい音が部屋中に響き渡りシーンとなった。それからあたしは怒鳴って物をたくさん投げつけた。きっと狂っていたのは父でも祖母でもなくあたしの方だ。
おばちゃんの近くに行き線香が途切れないように線香を上げながら怒りと悲しみの涙を流した。
「やっぱり実際見てみると辛いもんよね」
あたしもそう思っていた。涙が溢れた。初めて身内の死に出くわしたから。車に乗り斎場へ行った。式の前夜。親戚が集まってきた。最初はおばちゃんの話しをしていた。しかし気付くと話はずれていた。原因は祖母の悪酔いだ。酒の進み具合いが半端じゃなかった。酷い口喧嘩になっていた。祖母が父に向かって言った。「あんたが死ねばよかったのにね!!生きてたって借金を増やすだけでしょ?どうせ。」
父は「私だって私なりに頑張ってるんですよ!!死んだら誰に迷惑がかかると思うんですか!?そんなに死んで欲しいんだったら此処で殺して下さいよ!!」
あたしは頭が真っ白になった。フツフツと怒りが込み上げてきた。大きな酒の空ビンを投げつけた。壁にだけど。すごい音が部屋中に響き渡りシーンとなった。それからあたしは怒鳴って物をたくさん投げつけた。きっと狂っていたのは父でも祖母でもなくあたしの方だ。
おばちゃんの近くに行き線香が途切れないように線香を上げながら怒りと悲しみの涙を流した。
感想
感想はありません。
「 A 」の携帯小説
- 【携帯版】多賀城[たがのき]の携帯サイトが完成しました。
- PC用小説サイト新設のお知らせ
- 「携帯小説!」がスマートフォンに対応しました
- 【状況報告】03/18の管理人現況
- 【ネット復活】更新再開
- 管理人です。
- サイトの新デザインを作ってみました。