ホストが愛した唯一の女
オレはホスト。
あの頃のオレは付き合ってそろそろ一年になる彼女がいた。
あの頃のオレは自分でゆうのもなんやけど輝いてた。
おまえはオレが店に来るなって言っても毎日毎日来てくれたよな。
正直仕事してる姿は見せたくはなかった…
でもおまえは毎日会いたいからって店に来てくれてたよな。
ほんまは店に彼女入れるもんやないんやけどな。
オレがほかの席について帰って来てもいつも嫌な顔ひとつせずニコッて微笑んで「お帰り」って言ってくれてたな。
そんなおまえにオレは甘えてたんやろな…
オレもお客さんが増えてきた事で調子に乗っておまえが店に来てくれても蔑ろにするようになったよな。
ある時オレが他の席についてる時にドンペリが入った。
それは彼女からやった。
オレは急いで彼女の席にもどった。
いつも焼酎しか飲まへんのにいきなりドンペリを注文した彼女におどろいた。
「どないしたんや!?」
とオレは聞いた。
彼女は
「あんたに頑張ってほしいから。うちはあんたの女やから」
と彼女は言った。
「わかった」
とオレはシャンパンコールに入る。
その後彼女からドンペリが8本おりた。
締日とゆう事もありその時点でオレは今月のNo.1になった。
そして御会計が終わり彼女を店の外まで送った。
「今日もありがとう!おまえのおかげでNo.1や!今日も終わったら電話するわ!」
彼女は
「おめでとう!よかったね!」
といつもの笑顔で微笑んで帰っていった。
でもそれが最後の会話になった。
オレはその日No.1になった嬉しさで調子に乗ってよっぱらって店泊した。
目を覚まして頭がガンガンしながら彼女に電話をした。
プルルルル…
プルルルル…
プルルルル…
出ない。
そんな日が何日も続いた。
そして一週間後
「おかけになった電話は現在使われておりません。」
つづく
あの頃のオレは付き合ってそろそろ一年になる彼女がいた。
あの頃のオレは自分でゆうのもなんやけど輝いてた。
おまえはオレが店に来るなって言っても毎日毎日来てくれたよな。
正直仕事してる姿は見せたくはなかった…
でもおまえは毎日会いたいからって店に来てくれてたよな。
ほんまは店に彼女入れるもんやないんやけどな。
オレがほかの席について帰って来てもいつも嫌な顔ひとつせずニコッて微笑んで「お帰り」って言ってくれてたな。
そんなおまえにオレは甘えてたんやろな…
オレもお客さんが増えてきた事で調子に乗っておまえが店に来てくれても蔑ろにするようになったよな。
ある時オレが他の席についてる時にドンペリが入った。
それは彼女からやった。
オレは急いで彼女の席にもどった。
いつも焼酎しか飲まへんのにいきなりドンペリを注文した彼女におどろいた。
「どないしたんや!?」
とオレは聞いた。
彼女は
「あんたに頑張ってほしいから。うちはあんたの女やから」
と彼女は言った。
「わかった」
とオレはシャンパンコールに入る。
その後彼女からドンペリが8本おりた。
締日とゆう事もありその時点でオレは今月のNo.1になった。
そして御会計が終わり彼女を店の外まで送った。
「今日もありがとう!おまえのおかげでNo.1や!今日も終わったら電話するわ!」
彼女は
「おめでとう!よかったね!」
といつもの笑顔で微笑んで帰っていった。
でもそれが最後の会話になった。
オレはその日No.1になった嬉しさで調子に乗ってよっぱらって店泊した。
目を覚まして頭がガンガンしながら彼女に電話をした。
プルルルル…
プルルルル…
プルルルル…
出ない。
そんな日が何日も続いた。
そして一週間後
「おかけになった電話は現在使われておりません。」
つづく
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