desteny??
「酷い・・・。麗華は、私の親友なのよ?そんな風に言わないで!麗華は、貴方の事、本当に好きなの・・・。」
親友の麗華が、中川の事を心底、愛している事を知っている私は、違う意味でも、中川の事が許せなかった。
「ふぅ〜ん・・・。麗華が俺の事、心底好きだって?じゃあ、俺が麗華の前で、演じてる良い男ってのも、巧い演技って事だ。」
中川は、私の言葉を聞いて、鼻で笑い飛ばし、ボソっとそう言った。
「許せない・・・。私だけじゃ無く、麗華にまで・・・。演技で、麗華の前で、優しい男性を演じてるなんて・・・。」
中川は、私を床から、持ち上げ、バスルームのガラスの扉を片手で開けると、冷たいタイルの床に、放り投げた。
「生意気言ってんじゃないよ。勘違いするな、お前と麗華は、別だ。花嫁候補と、只の身体だけの女・・・。格が違うよ。」
「ひゃっ、冷たいっ・・・。」
中川は、そう言うと同時に、着ていた、スーツを脱ぎ始めた。
「何をするつもりなの?」
「まだ、解んないの?馬鹿な香里には、説明が必要みたいだね。」
薄々、分かっていても、この空気、この場所から逃げ無ければいけない―\r
私は、今までで一番必死だった―\r
「貴方は、何も解ってない。ひん曲がった欲望と、価値観で、病んでる・・・。本当に、人を好きになった事なんて無いんでしょ?」
「あぁ、無いね。女なんて、信用出来っかよ。ごちゃごちゃ言ってんな。黙って、俺の言いなりになってりゃ良いんだよ・・・。」
中川は、私の顎を指し上げて言った。尻餅ちを付いた状態で、手と脚を拘束されている、私は、最早、何も出来なかった。
「貴方の良いなりになんてならない・・・。」
その瞬間―\r
淳の笑顔が浮かんだ。あの時と同じ―\r
淳の笑顔が、私に何かを訴え掛けている気がした。
「いつまで、そんな事言ってられっかなぁ?」
中川は、持っていた鋏で、私が着ていた衣服を、切り裂き始めた。
「嫌っっっ!!!!!止めて!」
私は、上半身も下半身も、下着だけになってしまった。
「うん・・・、可愛い下着、着けてんじゃんか。」
そして、一階のワインセラーから持って来た、ロマネコンティの栓を抜き、私の鎖骨へ向けて、ドボトボと流し始めた。
「冷たい、何?するのよ!!」
「ん?極上の女をグラスにして、極上のロマネを飲むの。」
「助けてっ!!!!誰か!!!」
もう、逃げられ無いと思い、初めて、助けを求めた。
「だから、諦めなって。可愛がってあげるよ、仔猫ちゃん・・・。」
あの日と同じ言葉を聞いた。もう二度と聞く事は無いと思っていたのに・・・―
親友の麗華が、中川の事を心底、愛している事を知っている私は、違う意味でも、中川の事が許せなかった。
「ふぅ〜ん・・・。麗華が俺の事、心底好きだって?じゃあ、俺が麗華の前で、演じてる良い男ってのも、巧い演技って事だ。」
中川は、私の言葉を聞いて、鼻で笑い飛ばし、ボソっとそう言った。
「許せない・・・。私だけじゃ無く、麗華にまで・・・。演技で、麗華の前で、優しい男性を演じてるなんて・・・。」
中川は、私を床から、持ち上げ、バスルームのガラスの扉を片手で開けると、冷たいタイルの床に、放り投げた。
「生意気言ってんじゃないよ。勘違いするな、お前と麗華は、別だ。花嫁候補と、只の身体だけの女・・・。格が違うよ。」
「ひゃっ、冷たいっ・・・。」
中川は、そう言うと同時に、着ていた、スーツを脱ぎ始めた。
「何をするつもりなの?」
「まだ、解んないの?馬鹿な香里には、説明が必要みたいだね。」
薄々、分かっていても、この空気、この場所から逃げ無ければいけない―\r
私は、今までで一番必死だった―\r
「貴方は、何も解ってない。ひん曲がった欲望と、価値観で、病んでる・・・。本当に、人を好きになった事なんて無いんでしょ?」
「あぁ、無いね。女なんて、信用出来っかよ。ごちゃごちゃ言ってんな。黙って、俺の言いなりになってりゃ良いんだよ・・・。」
中川は、私の顎を指し上げて言った。尻餅ちを付いた状態で、手と脚を拘束されている、私は、最早、何も出来なかった。
「貴方の良いなりになんてならない・・・。」
その瞬間―\r
淳の笑顔が浮かんだ。あの時と同じ―\r
淳の笑顔が、私に何かを訴え掛けている気がした。
「いつまで、そんな事言ってられっかなぁ?」
中川は、持っていた鋏で、私が着ていた衣服を、切り裂き始めた。
「嫌っっっ!!!!!止めて!」
私は、上半身も下半身も、下着だけになってしまった。
「うん・・・、可愛い下着、着けてんじゃんか。」
そして、一階のワインセラーから持って来た、ロマネコンティの栓を抜き、私の鎖骨へ向けて、ドボトボと流し始めた。
「冷たい、何?するのよ!!」
「ん?極上の女をグラスにして、極上のロマネを飲むの。」
「助けてっ!!!!誰か!!!」
もう、逃げられ無いと思い、初めて、助けを求めた。
「だから、諦めなって。可愛がってあげるよ、仔猫ちゃん・・・。」
あの日と同じ言葉を聞いた。もう二度と聞く事は無いと思っていたのに・・・―
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