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○あなたの隣に○ No.14

[303]  スミカ。  2006-07-15投稿

「三宅コーチ!!そういえば三宅コーチ彼女いないんだっけ?一番最初に来たときいないって言ってたよね?」
部活が終わるとすぐに他の部員の言葉に奈々美は反応した。
「ぉぅ、いないよー」
「じゃあ、今年のクリスマス一人ぼっちなんだ?笑。」
うそだ…コーチ、この前彼女と歩いていたのに!!!嘘だよ!!!
「ぉぅ、一人かなぁ〜笑。」
「じゃあさぁ…コーチも付き合ってよ!クリスマスの日、一人ぼっちのみんなでパーティーやるんだ!そこで出逢いあるかもよぉ!!笑」
他の部員はいかにも“コーチ目当て”って感じの子だった。
「気が向いたら行くわぁ〜」
うそ…だって。。そんな中途半端なこと言っていいの?!
コーチには彼女がいるのに!!!
奈々美がそう思っていると、コーチが近づいてきた。
「奈々美ちゃんもパーティー行くの?」
「ぇ・・・多分。部活の子みんないくっていうし。」
「そっかぁ。」
「コーチは行かないんでしょ??」
行かないって言うはずだよね。。来ないにきまってる。彼女いるんだもんね。。
「わかんない。でも奈々美ちゃんが行くなら行こうかなぁ〜笑」
「なんで!!!!」
「なんで?って。面白そうだから。」
「彼女が怒るよ!!!!!だめだよ、中途半端に本気にさせちゃ。みんなね、本気なんだよ。本気でコーチのこと誘ってるんだよ?彼女いるのに中途半端な返事して期待させないでよ!!」
奈々美はムキになっていった。きっと彼女と歩いている現場を見ずに、今の言葉を聞いていたら、少しは本気にしちゃっただろぅな…と奈々美は思ったいた。
<つづく>

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