携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> とある一族の話。?

とある一族の話。?

[281]  ケイスコンプ  2009-05-21投稿
風ひとつない静かな森に銃声が鳴り響いた。
すると、
『バサバサ、バァサッバサ』
『カァーァー、カァーカァー』と
木から大群のカラスが飛び立った。
「襲撃だぁー」
『ダン』
勢いよく開かれる扉
「何事だ!」
「族長、焔魔様!村長が撃たれ、空からカラスの大群が」
「何!?村長が?くそっ!カラスどもを焼き払え!!」
「炎術操炎砲起動!標的確認!」
「起動率…100%!」
「操炎砲発射!」
『シューーーン』
操炎砲は闇夜のカラスに向け横一線に撃ち放った。
『ゴオォォーォオォー!』
地面が揺れる木々が揺るぐ
「やったか!?」
「確認します。」
………
……
『ァーァーカァーカアァー』
「ダメです…黒煙の奥から次々と」
「…操炎防護壁を張れ!」
「了解!」
「防護システム展開!」
「操炎防護壁作動!」
「来るぞ!!」
『ドン  ドン ドン ドンドン ドドドドドドオドドドドォドドドォ!!!!』
狂ったかのようにカラスが防護壁に突撃する。
『ドドドドドォドドドオオォドドドド!!!!』
やがて疎らだったカラスの群れが一点に集中し始めた。
『ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!』
「焔魔様このままでは、操炎防護壁が破られカラスが侵入してきます!」
「……俺が出る!」
「焔魔さま!?」
「大丈夫だ!心配するな!」
「しっ!しかし!!」
「このままでは全員死ぬぞ!」
「では、私も!!」
「ダメだ!お前は烈火を守れ。そして安全の確保を優先せよ!」
「…クッ…了解…」
「豪炎!」
「はい!?」
「……烈火を頼んだぞ」
「了解!」
豪炎は焔魔を背に部屋を後にした。

感想

感想はありません。

「 ケイスコンプ 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス