制服時代??
夏の日差しが池の水面を反射してキラキラ輝く。
心地よい風が通る。
やっと桜が口を開いた。
「突然訪ねてごめんね」
「いや、全然」
お互い沈黙が余計に照れくささをましていく。
「実は…話があって」
桜の緊張が伝わってくる。でも私達に出来ることは、ただただ存在を消すだけ。
「どうした?」
桜の様子がいつもと違うから樋口君は心配そうに尋ねた。
「私…二学期から留学するの…」
「…そう」
それだけ?樋口君?
なんだか拍子抜けしそうなぐらいあっさりしている樋口君の返事に驚いた。
横にいる理沙も同じらしく目を丸々として私達は息を殺す。
「じゃぁ、夏休みどこかにいこう」
「えっ?」
「しばらく…会えなくなるんだろ?」
切なそうに笑う樋口君に、桜は心配そうに尋ねた。
「でも夏は大事な大会があるんじゃ…」
こんな時に桜は!!
こっちがハラハラする。
「毎日は無理だけど…会いたい…し…」
樋口君は、上を見ながら照れくさそうに答えた。
「私も…」
桜は思わず樋口君に抱きついた。
樋口君も桜の頭をポンポンとなでた。
どうなることやらと思ったけど…
こっちまで恥ずかしくなるぐらいの1日だった。
心地よい風が通る。
やっと桜が口を開いた。
「突然訪ねてごめんね」
「いや、全然」
お互い沈黙が余計に照れくささをましていく。
「実は…話があって」
桜の緊張が伝わってくる。でも私達に出来ることは、ただただ存在を消すだけ。
「どうした?」
桜の様子がいつもと違うから樋口君は心配そうに尋ねた。
「私…二学期から留学するの…」
「…そう」
それだけ?樋口君?
なんだか拍子抜けしそうなぐらいあっさりしている樋口君の返事に驚いた。
横にいる理沙も同じらしく目を丸々として私達は息を殺す。
「じゃぁ、夏休みどこかにいこう」
「えっ?」
「しばらく…会えなくなるんだろ?」
切なそうに笑う樋口君に、桜は心配そうに尋ねた。
「でも夏は大事な大会があるんじゃ…」
こんな時に桜は!!
こっちがハラハラする。
「毎日は無理だけど…会いたい…し…」
樋口君は、上を見ながら照れくさそうに答えた。
「私も…」
桜は思わず樋口君に抱きついた。
樋口君も桜の頭をポンポンとなでた。
どうなることやらと思ったけど…
こっちまで恥ずかしくなるぐらいの1日だった。
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