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あなたの恋です―5

[226]  橋本ゆかり  2009-05-22投稿
…まぁだいたいさ、こういうのってうまくいかないんだよね。

なんとなく、そんなオイシイことなんかないよなって訳で創君とは別のチームだった。

うん。分かってた…
「ダメージ大きいじゃないですか。」
できれば慰めていただきたいのですが…

創君がキャプテンのチームは創君筆頭に盛り上がっていた。

八つ当たりだけど無性に腹立つ。

でもそれは好きだからってことで許して欲しいよね。
「なんて身勝手な…」

1日中隣にいたせいかユウヒのことにも慣れた。自分の部屋ならちょっと喋っててもいいので
「ユウヒってご飯とかどうするの?」
よく考えると創君どうこうよりこっちの方が面白い状況だ。
「そうですねーお花とかが主食なんです。だからたまに紫音さんから離れて食べに行きます。」

意外なファンタジー要素…!!可愛いところもあるんだ。

やっぱり、ファンタジーってわくわくしちゃうよね。

「…なんか照れます。そこらへんの雑草食べているだけなんですけどね。
そういえば、創君のこと、どうして好きなんですか?なんかしっかり聞いたことないんですけど…」

―理由…

「…それこそ上手く説明できないんだけどさ…」
少し過去をさかのぼる。

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