携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 汚染 133

汚染 133

[130]  ふく  2009-05-23投稿
恋愛が生むあらゆるプラスとマイナス

貴方は自分の力量を良く分かっている
自分の意志をしっかり持っていて色々な面で好き嫌いをはっきり区別させる
私にはそれがない
好き嫌いを気付かせない誰にでも同じ態度を取るし
人の顔色ばかりを気にして
相手に嫌な思いはさせない様にと自分に無理をさせ追い込むだけ
まるで違う性格
だからお互い惹かれ合ったのだろう

そんな話をした
タイプの違う二人
似た者同士なら同じ時に喜んで悲しんで
それはそれでいいのかもしれない
私達は違う
違う観点から見るから冷静になれたり
どちらかが行き過ぎればどちらかがストップをかけられる
どちらの判断正しいとかはない
私がこうして苦しんでいる時貴方が積載を減らしてくれる
私とは違う考えで私に手を差し延べてくれる
その時初めての発見をしたり
苦しみを分け合ったりも出来る
その術を教えてくれる

嫌な事ばかりではない
貴方が気付かせてくれた

貴方を好きになって辛い事も沢山あるけど
こうやって貴方に悩みを聞いて貰って
元気を貰って
分かってくれている貴方がいて
私の存在する意味を少し知った
いつしか貴方がただの『頼れる上司』になってしまっても
それでもいいのかもしれないって思えた

駅の改札で繋いだ手を離した
『また来週』
交わす笑顔は晴れていた
全て貴方のおかげ
話を聞いてくれた事
一杯言葉をくれた事
本当にありがとう

もう泣かない
今日は弱さを見せてしまったけどちゃんとまた笑っていられるから
困らせてしまったかもしれない
でもたまには私にも強がりは捨てさせて
貴方が受け止められる範囲でいいから
私の事守って欲しい

貴方がいてくれて良かった
ちゃんと私が一人でも大丈夫って思える様になったら貴方の手を離すから私から終わりを告げられるまではまだ私の側にいて
もう少し一緒にいて
この手の温もりが残っているうちは
幸せだって感じるから

感想

感想はありません。

「 ふく 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス