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期間限定恋愛〜41

[360]  高橋 亜樹  2009-05-24投稿
亜樹は、ベッドの上で泣き出した…

「亜樹と別れるなんて言ってないんだから、泣く事じゃないよ。退院したら、亜樹も仕事したり、忙しいだろうし…亜樹は今から一人で花南ちゃん育てないといけないんだよ。だから、俺の事は二の次でいいんだからさ」

「それは、分かってるよ…でも、急にそんな事言われても嫌だ…」

病室で話しながら私が泣いてると同室の人達が様子を見に来た…

「病人の彼女泣かしたらダメよ」

なんて一也に言ってる

「すみません、ご迷惑かけて…」

「一也が、亜樹の事いじめるからだよ〜」

「まさか亜樹が泣くとか思ってなかったし、深い意味はなかったんだけど…とりあえず、この話しはおしまいにしよ。もう言わないから、泣き止みなさい」

そう言ってタオルで、亜樹の涙を拭いて頭をよしよしとした…

「うん、分かった…泣かない…」

「亜樹は、ホントに泣き虫だね…泣かないって前に約束したのにね」

「そんなの忘れたもん。一也が意地悪言うからだし」

それからは、いつも通りの一也だった…

入院生活が長くなるとだんだん亜樹の欲求不満が溜まり出して、一也にちょっかいを出す様になった…

「一也は、Hしたくない?」

「したくても亜樹は、病人だしガマンしないとダメだよ」

「亜樹は、すごくしたいよ」

「絶対ダメ!退院するまでお預け」

「外出許可もらったら、いい?広いお風呂に入りたいもん…」

「考えとくよ…」

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