私の存在価値
「とられてたまるか」
小学生のころ、毎日なんとなーく生きてる私は初めてこんなことを思った。
中学二年生、天川優紀。小学生のころの恋を苦手な数学の授業に思い出してる最中。今もまだ付き合ってる、六年生のとき私が勝ち取った栄光…。山仲小学校六年生。五年生のときのクラス替えでいっしょになった彼は阿川雅人。隣の席になったのが最初。ぶっきらぼうだけど優しくてスポーツが得意な阿川が大好きになった。一人っ子の私には手のかかる弟みたいで、でもたまには頼れるお兄さんみたいで…。
よく彼も話しかけてくれた。気もあっていろんなことするのにも一緒だったから。これからだってずっと一緒にいられるって思ったから…。そのときは思いもしなかった。私なんかずっと人気者?だったから、六年生になってプチいじめにあうなんて思わなかったんだよ。阿川とも、友達ともずっと一緒に変わらないで六年生を迎えれると思ってた………。
(2に続く)
小学生のころ、毎日なんとなーく生きてる私は初めてこんなことを思った。
中学二年生、天川優紀。小学生のころの恋を苦手な数学の授業に思い出してる最中。今もまだ付き合ってる、六年生のとき私が勝ち取った栄光…。山仲小学校六年生。五年生のときのクラス替えでいっしょになった彼は阿川雅人。隣の席になったのが最初。ぶっきらぼうだけど優しくてスポーツが得意な阿川が大好きになった。一人っ子の私には手のかかる弟みたいで、でもたまには頼れるお兄さんみたいで…。
よく彼も話しかけてくれた。気もあっていろんなことするのにも一緒だったから。これからだってずっと一緒にいられるって思ったから…。そのときは思いもしなかった。私なんかずっと人気者?だったから、六年生になってプチいじめにあうなんて思わなかったんだよ。阿川とも、友達ともずっと一緒に変わらないで六年生を迎えれると思ってた………。
(2に続く)
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