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俺とお前の三日間

[315]  鏡 恭弥  2009-05-26投稿
ある日の夜、俺は歩いてた。

人の居ない路地裏を、ボーッと歩いてた。

すると突然、目の前に女が現れた。

15歳くらいの少女で、銀色のロングヘアー。

俺はその少女が現れたことに驚いたが、それよりも驚くべきものが…


両手で持っている巨大な鎌―――\r


驚きと恐怖で声が出ない、動けない。

そんな俺をよそに、少女は語りかけてきた。


「私は、死神。貴方に死を知らせにきました…」


死神―――嘘だと笑い飛ばしたいが、鎌や服装や登場の仕方から、説得力がありすぎる。


「貴方は三日後、死にます。次に私と会う時が貴方の最後です。…では、また三日後に」


そう告げると、少女は背中に翼を生やし、漆黒の空へ消えて行った。

少女から解放され動けるようになった俺は、逃げるように自宅へ走り去った。

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