触れること?
「…おら…どうした?この程度でくたばんなよ?」
木佐は、大音量の音楽が流れてくるヘッドフォンを、俺の耳につけて 容赦なく流す。
はずしたくても、両方の手首が包帯でベッドのサクと、繋がれているから離れない。
クソッ!!鼓膜が破れるだろうが!!
…気が遠くなりそうななか…突然、病室のドアが開かれた。
そいつには、俺も木佐もびっくりだった…。
そして、そこに立っていたのは…俺が、願っても現れないだろうと思っていた、零であった。
零は、持っていた袋を落として、呟いた…。
「…木佐…先生……これは…一体…!?」
木佐は観念したらしく、恐ろし気に答えた。
「…こいつをいたぶってんだよ…!」
零は、ダッと走り木佐を押しどかした。そして、さっと 俺の耳についている、大音量が流れている、ヘッドフォンを外した。
それで、俺は
(…助かった…。)
と 安心した。
零は、木佐を睨み言葉を投げつける。
「出ていって!凪は転院させます!」
「…残念…まあ、やれるならやってみな…。」
そういって、木佐はでていった…。
零は、引き出しからハサミを取り出し、手首とベッドのサクに巻かれている包帯を切り取った。
「…ごめんね…凪……ごめんね…ごめんね…きずいてあげられなくて…。」
零は、大粒の涙を流して謝った、
つーか…
「謝りゃならんのは俺の方だよ…あのとき、俺はおまえを無理矢理抱いた…。テメェが嫌がってんのにも関わらず…抱いちまった…。」
零は首を横に振り
「…いいの…。あの時、凪…なんか嫌な事あったんだな…て…感じたし…。」
俺は、零の優しさにふれ、あの時の事を話した。
木佐は、大音量の音楽が流れてくるヘッドフォンを、俺の耳につけて 容赦なく流す。
はずしたくても、両方の手首が包帯でベッドのサクと、繋がれているから離れない。
クソッ!!鼓膜が破れるだろうが!!
…気が遠くなりそうななか…突然、病室のドアが開かれた。
そいつには、俺も木佐もびっくりだった…。
そして、そこに立っていたのは…俺が、願っても現れないだろうと思っていた、零であった。
零は、持っていた袋を落として、呟いた…。
「…木佐…先生……これは…一体…!?」
木佐は観念したらしく、恐ろし気に答えた。
「…こいつをいたぶってんだよ…!」
零は、ダッと走り木佐を押しどかした。そして、さっと 俺の耳についている、大音量が流れている、ヘッドフォンを外した。
それで、俺は
(…助かった…。)
と 安心した。
零は、木佐を睨み言葉を投げつける。
「出ていって!凪は転院させます!」
「…残念…まあ、やれるならやってみな…。」
そういって、木佐はでていった…。
零は、引き出しからハサミを取り出し、手首とベッドのサクに巻かれている包帯を切り取った。
「…ごめんね…凪……ごめんね…ごめんね…きずいてあげられなくて…。」
零は、大粒の涙を流して謝った、
つーか…
「謝りゃならんのは俺の方だよ…あのとき、俺はおまえを無理矢理抱いた…。テメェが嫌がってんのにも関わらず…抱いちまった…。」
零は首を横に振り
「…いいの…。あの時、凪…なんか嫌な事あったんだな…て…感じたし…。」
俺は、零の優しさにふれ、あの時の事を話した。
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