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月光に染まる魔王〜第十三話〜

[606]  へたれもち  2009-05-30投稿
あの槍のリーチは長いが
懐に潜り込み、一撃でも
入れば…倒せるか?
威力が低いとダウン
させられない、
逆に威力が高くても、
遅いと当たらない。
速くて、重い一撃…

地面を蹴り、真は男に
向かって一直線に走る。
「ほう…あえて直線で
来るか、面白い。」
男はグングニルを構え、
真を視界に捕らえ、
突きを放つ。
真は姿勢を低くして、
グングニルを弾き、
さらに直進、男の目前
で前宙して
背後に回り込む。
左の掌を男の背中に
当てるが、衝撃を加える
前に右からグングニルの
柄の部分が迫る。
右腕で受け止めるが、
その間に男はこちらを
向き、地面に手を当てて
いた…その場所から、
地面から巨大な柱が
突き破るように
出てきた。
巨大な柱は真に直撃し、
異音と共に宙を
舞っていた。
「先輩!大丈夫で…
きゃあ!」
司とアーサーも
オーディンに押されて
いた。
「もう、終わりですか?
つまらないものですね。
まあ、暇つぶし程度には
なりましたよ。」
男は真にグングニルの
突き刺そうと、
オーディンは司の首を
掴み、持ち上げていた。
「さあ、神に許しを
乞いなさい。
神に祈りを捧げなさい。
反逆者達よ。」
男がグングニルを
突き刺そうとした瞬間、
グングニルが
引っ張られる。
「誰が反逆者だ…
貴様もただ私利私欲の
ために戦っている
だけだろう!」
引っ張る力は、真が
グングニルを掴んで
いることによる
ものだった。
グングニルごと、男を
オーディンに投げ付け、
オーディンに向かって
走り、殴り飛ばした。
「ごほっごほっ…
先輩、ありがとうご…」
司が見たものは機械の
ように、冷たい殺気を
放つ真だった。
そして、真の魔器が
まるでベールのように、
身体を包んでいた。

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