スラム part53
「本山高校!!」
「はい!!」
修二ははっきりとした声で言った。
オーダー表の墨書きと参加料を払い、くじに向かう。一回戦から強いのはやめてくれよ。
修二はそう祈りながらくじをひいた。
「18番です。」
そう係りの人に言った。
「本山高校18番!!」
座っていたところに戻る。
「嘉谷さん。一回戦公立ですよ。岡野高校です。」
抽選会についてきた新藤が言った。
岡野、一回戦はいけるな。
「新藤、トーナメント表もうだいぶ埋まってるだろ?ちょっと見せてくれ。」
「まだ全部書いてないんですぐ返してくださいよ。」
トーナメント表を見る。
翔星は第一シードだからAブロックか。
同じブロックだな。
翔星とはベスト4決定戦か。
「ありがと。」
そういって新藤に返した。
とうとう大会ももうすぐそこになり、抽選会が行われた。
もうこんなにも時間がたった。
少し減量もしなきゃな。
「それではこれで抽選会を終了します。解散。」
「よし。新藤帰るぞ。」
「はい。」
抽選会の会場を出た。
「嘉谷さん電車ですよね?俺自転車なんでここで。」「おう。また明日な。」
「お疲れ様です。」
そう言って新藤が帰った。
さあ、俺も帰るか。たしか俺定期圏内の駅まで180円だったな。
そう考えて財布を開ける。58円。
なんで!?
あっ。
………。
………。
………顧問から参加料預かってなかったから、代わりに3000円負担したんだった。
新藤は。
周りを見渡したがもういなかった。
はぁ。
歩いて定期券使える駅まで行くか。
そう考えてトボトボと歩き始めた。
「はい!!」
修二ははっきりとした声で言った。
オーダー表の墨書きと参加料を払い、くじに向かう。一回戦から強いのはやめてくれよ。
修二はそう祈りながらくじをひいた。
「18番です。」
そう係りの人に言った。
「本山高校18番!!」
座っていたところに戻る。
「嘉谷さん。一回戦公立ですよ。岡野高校です。」
抽選会についてきた新藤が言った。
岡野、一回戦はいけるな。
「新藤、トーナメント表もうだいぶ埋まってるだろ?ちょっと見せてくれ。」
「まだ全部書いてないんですぐ返してくださいよ。」
トーナメント表を見る。
翔星は第一シードだからAブロックか。
同じブロックだな。
翔星とはベスト4決定戦か。
「ありがと。」
そういって新藤に返した。
とうとう大会ももうすぐそこになり、抽選会が行われた。
もうこんなにも時間がたった。
少し減量もしなきゃな。
「それではこれで抽選会を終了します。解散。」
「よし。新藤帰るぞ。」
「はい。」
抽選会の会場を出た。
「嘉谷さん電車ですよね?俺自転車なんでここで。」「おう。また明日な。」
「お疲れ様です。」
そう言って新藤が帰った。
さあ、俺も帰るか。たしか俺定期圏内の駅まで180円だったな。
そう考えて財布を開ける。58円。
なんで!?
あっ。
………。
………。
………顧問から参加料預かってなかったから、代わりに3000円負担したんだった。
新藤は。
周りを見渡したがもういなかった。
はぁ。
歩いて定期券使える駅まで行くか。
そう考えてトボトボと歩き始めた。
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