スポーツウーマンとカエル博士2
「俺はM2だよ。大先輩だな。」
その日はたわいもない話をして、去っていった。
それから、ときおり、俊さんと話をする機会があった。
俊さんはのっぽだ。
色白で、イケメンとは残念ながら、程遠い。
でも眼鏡が際だって似合う顔立ちだと思う。
真奈美に言わせれば、
「穏やかなカマキリね。」
らしい。
でも私は俊さんといるとドギマギしてしまう。
俊さんはどうだろう?
いつもそんなことを思ってしまう。
俊さんのタイプは?
俊さんの元カノってどんな人?
私は想像し、
なぜか真奈美から解答を得る。
「自分でもわからないらしいよ。女の子とあんまり関わったことないらしい。」
「彼女っていう彼女は大学一年のころ以来いないらしい。」
なんで、真奈美はこんなに知ってるんだろう?
聞いてみることにした。
「俊君は、徹がいないときに飲みにいっていい唯一の男友達だからね。
徹がめちゃめちゃ信頼してるんだ。」
「うそー、なら私も誘ってよ。」
「えっなんで?」
「なんとなく。」
「さてはー。」
「いいじゃない、なんでも。」
「ふーーーーーん。いいよ、今度誘われたら、いこっ。」
「ありがと。」
私はその日が来るのが楽しみでふわふわしてしまう。
バスケにもなかなか身が入らない。
これではまずいと思いながら、
でもふわふわしてしまう。
でも、現実は甘くない。
というのを身に染みて感じることになる。
初めて会って、一ヶ月、ベンチにいる俊さんを見かけた。
「こんにちは。」
私の悲劇はここから始まる。
その日はたわいもない話をして、去っていった。
それから、ときおり、俊さんと話をする機会があった。
俊さんはのっぽだ。
色白で、イケメンとは残念ながら、程遠い。
でも眼鏡が際だって似合う顔立ちだと思う。
真奈美に言わせれば、
「穏やかなカマキリね。」
らしい。
でも私は俊さんといるとドギマギしてしまう。
俊さんはどうだろう?
いつもそんなことを思ってしまう。
俊さんのタイプは?
俊さんの元カノってどんな人?
私は想像し、
なぜか真奈美から解答を得る。
「自分でもわからないらしいよ。女の子とあんまり関わったことないらしい。」
「彼女っていう彼女は大学一年のころ以来いないらしい。」
なんで、真奈美はこんなに知ってるんだろう?
聞いてみることにした。
「俊君は、徹がいないときに飲みにいっていい唯一の男友達だからね。
徹がめちゃめちゃ信頼してるんだ。」
「うそー、なら私も誘ってよ。」
「えっなんで?」
「なんとなく。」
「さてはー。」
「いいじゃない、なんでも。」
「ふーーーーーん。いいよ、今度誘われたら、いこっ。」
「ありがと。」
私はその日が来るのが楽しみでふわふわしてしまう。
バスケにもなかなか身が入らない。
これではまずいと思いながら、
でもふわふわしてしまう。
でも、現実は甘くない。
というのを身に染みて感じることになる。
初めて会って、一ヶ月、ベンチにいる俊さんを見かけた。
「こんにちは。」
私の悲劇はここから始まる。
感想
感想はありません。