携帯小説!(PC版)

トップページ >> スポーツ >> スラム part54

スラム part54

[522]  やいち  2009-06-02投稿
抽選会から3日。

みんな練習に熱が入ってきた。

帰り道。
今日もまた悠は先に帰った。
前と同じで1人で帰った。

「修二くん!!」
このパターンって。

振り返る。
椿が後ろから走ってくる。良かった。
今日は絡まれてない。

「どうしたの?」
「えっと、前のほうに修二くんが見えたから。今帰りなん?」
「うん。」
「一緒に帰らへん?」
「いいよ。」
それから二人で歩き出した。

「そういえば修二くん柔道部なんやろ?」
「そうだけど、なんで知ってんの?」
「この前ミィちゃんが言ってた。」
「そっか。それなら知ってるはずだ。」
「ミィちゃんと悠くん、中学から続いてるんやろ?すごいやんなぁ。」
「まぁあいつらは腐れ縁なみかもな。」
「ホンマすごいやんなぁ。あたしもそんなんなりたいなぁ。」
「椿ちゃん可愛いからすぐできるだろ?」
「そんなことないよぉ。あたしはホンマに好きなった人ちゃうと嫌やもん。」
椿が赤くなりながら言った。

ヤバい。やっぱ可愛い。

「そういえば修二くん、もう6月やからインターハイ予選あるんちゃうの?」
「えっ?うん。」
「いつあるの?」
「6月の中頃の土日かな。」
「そうなんやぁ。時間あったら見に行くね。」
椿が笑いながら言った。
マジかよ。
普通そんなの見に来ないだろ。
これってチャンスなんだろうか?
修二はそう思いながら
「椿ちゃん来たら勝てるかもな。」
と言った。



電車。

「それじゃあたし次で降りるなぁ。んじゃあまたね。」
椿がそう言った。

今しかチャンスないよな。よしっ!!

気合いだ。俺!!

「椿ちゃん。アドレス教えてくんない?」

感想

感想はありません。

「 やいち 」の携帯小説

スポーツの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス