あたしはいつしか旦那と離れたいと
思いが強くなっていった。
被害妄想までも出るようになってしまい
あたしはその日の夜喧嘩をした後
家を飛び出してしまった。
もぅ無理だ…あたしは何も
考えず子供が寝ているのにも
関わらずただ実家に車を飛ばした。

時間は夜中の２時…実家に
帰ると母親が出てきた。 泣きながら助けを求めるあたしに
何があったのか察した母親は
「今日は遅いから事情は明日聞くし
ゆっくり寝なさい」と言ってくれた。

３０分後…旦那が実家まで
来てしまった。
「帰るぞ！」そう言ってあたしを
引っ張った…「もぅやめて！
無理だから別れて！」
叫ぶあたしに奥から父親も出てきた。
「こんな時間に何騒いでんだ！とりあえず話しをしろ！」
と言って旦那を部屋に入れた。

話し合いは２時間以上続いた。
あたしは今まであった事も全部話した。
父親は「自分が浮気するのはかまわん…
だけど家庭を大事にしない男は絶対駄目だ！
嫁も信じれないようなら上手くいく
はずがない」と言った。
今まで小さい頃から暴力を振るって
いた父親…そして今暴力振るう旦那…。
あたしは何でこんな人ばっかり
周りにいるんだろ…
あたしが何かしたの…そう思えた。

父親は旦那に「とりあえず今日は
帰れ！」と言った。
旦那は不満そうに玄関の前で
「別れるなら子供も金もいっさい渡さないからな！」
そう言い出て行った。

その日からあたし達の別居生活が
始まった…。

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