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(-.-)y- ?

[654]  森田  2006-07-16投稿
夜の街、地べたに座り込む若者や、酔っぱらったサラリーマン、いやぁ、昼間とはまた違う一面が垣間見れますなぁ。


貴博『すっかり遅くなっちまったな…』

多少早歩きで歩いていると、裏路地からけたけましい怒鳴り声がする。

不良『てめぇぶつかっておいて何もなしってのはどうことだコラ!』


あ、なんかそれデジャヴ。路地裏を覗いて見る。

望『あ、あなたからぶつかってきたんでしょう?』

オイオイ…

またあなたですか…

不良2『んだとこのクソ女!』

男が望を突き飛ばした。小柄な望の体が壁に叩き付けられた。

望『っ!…』

俺は不良と望の間に割って入った。

貴博『何してんだ?』
不良2『あ?なんだてめぇは?』

望『え?…なんで?』
不良『なんだよ、何か文句あんのかオイ!』
俺は男に歩み寄った。
貴博『俺の彼女にてぇだすなよ、ぶっ殺すよ?』

望には見えないように顔を歪ませ怒気を示した。

不良『…!』

貴博『さ、行こ』

俺は望の手をとった。
望『あっ…あの…』

貴博『いいからいいから』

少し強引に望の腕を引き路地裏から連れ出した。


不良『あいつ…野中貴博だ…』


不良2『あいつ…丸くなったんじゃねぇのか?』

不良『見たろあの顔!絶対殺されるぞ…!』

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