Boyz Love ? 貴方の音
金色の獅子は、ゆっくりと歩み寄って来た。
穏やかな風に乗って金の縦髪を揺らす姿は、神々しい。
「君がディアス」
近寄った金獅子の縦髪を撫でると、金獅子は気持ち良さそうに目を細めた。
「目を覚ましたようだな燕妃」
「燕妃?」
自分の名前が思い出せ無かった。
向こうで俺は・・。
「お前の名は燕妃。変わることは無い。その魂に刻まれている記憶だ」
「燕妃」
不思議と馴染む名前だった。
「身体は馴染んだか?」
「多分」
そう言って寝台をおりたが、足は予想よりも力が入らない。
倒れると思って床に手をついた瞬間だった。
エメラルド色の長い髪が、顔に掛かった。
ふと、鏡で自分の顔を見た燕妃は、そこに映る自分に違和感を覚える。
端麗な顔立ち、神が妬く程の美貌。
そこにいたのは、中性的で華奢な青年だった。
「これが、俺・・」
その姿をディアスは痛々しく見つめていた。
本当の身体も記憶も、もはや彼にはないのだ。
何故なら、彼を燕妃に戻す為に、自分は彼を殺したのだから。
「おいで」
ディアスの言うままに近付いた燕妃を力強い腕が抱き寄せる。
「燕妃、余をまだ愛しているか」
高ぶる気持ちを、燕妃は知らないだろう。
この愛おしいさも、欲情も、今すぐ抱いてしまいたいこの気持ちを。
「僕を愛している?」
それは突然だった。
唇を重ね合わせると、積極的に燕妃が舌で唇を割り込んで、ディアスの舌を絡める。
ディアスはワインの味に、彼がワインを飲んで酔っている事に気付く。
だが、これは好都合だった。
寝台まで抱えて身を沈めると、燕妃の乱れた服を脱がし始める。
綺麗な素肌に、ディアスは喉を鳴らした。
「最高の快楽を味わうがいい」
迷わず燕妃自身を口に含んだ。
若々しい身体は感度がいい。
シーツを掴んで身もだえる燕妃の一番感じる場所を攻めてゆくと、燕妃は大きくしなやかな身体を反らし、簡単にに果てた。
「若いな」
唇の端で笑ったディアスは、生まれた姿になると燕妃の両足を割った。
そして熱い身体を燕妃の中に押し入った。
突然の事に正気に返った燕妃が、強くシーツを握り締めた。
「あぁッ!ディアッ」
もう快感で何がなんだかわからなかった。
「余が愛しているのはそなただけだ」
「うん」
後は果てるまで、いつまでも絡み合った。
穏やかな風に乗って金の縦髪を揺らす姿は、神々しい。
「君がディアス」
近寄った金獅子の縦髪を撫でると、金獅子は気持ち良さそうに目を細めた。
「目を覚ましたようだな燕妃」
「燕妃?」
自分の名前が思い出せ無かった。
向こうで俺は・・。
「お前の名は燕妃。変わることは無い。その魂に刻まれている記憶だ」
「燕妃」
不思議と馴染む名前だった。
「身体は馴染んだか?」
「多分」
そう言って寝台をおりたが、足は予想よりも力が入らない。
倒れると思って床に手をついた瞬間だった。
エメラルド色の長い髪が、顔に掛かった。
ふと、鏡で自分の顔を見た燕妃は、そこに映る自分に違和感を覚える。
端麗な顔立ち、神が妬く程の美貌。
そこにいたのは、中性的で華奢な青年だった。
「これが、俺・・」
その姿をディアスは痛々しく見つめていた。
本当の身体も記憶も、もはや彼にはないのだ。
何故なら、彼を燕妃に戻す為に、自分は彼を殺したのだから。
「おいで」
ディアスの言うままに近付いた燕妃を力強い腕が抱き寄せる。
「燕妃、余をまだ愛しているか」
高ぶる気持ちを、燕妃は知らないだろう。
この愛おしいさも、欲情も、今すぐ抱いてしまいたいこの気持ちを。
「僕を愛している?」
それは突然だった。
唇を重ね合わせると、積極的に燕妃が舌で唇を割り込んで、ディアスの舌を絡める。
ディアスはワインの味に、彼がワインを飲んで酔っている事に気付く。
だが、これは好都合だった。
寝台まで抱えて身を沈めると、燕妃の乱れた服を脱がし始める。
綺麗な素肌に、ディアスは喉を鳴らした。
「最高の快楽を味わうがいい」
迷わず燕妃自身を口に含んだ。
若々しい身体は感度がいい。
シーツを掴んで身もだえる燕妃の一番感じる場所を攻めてゆくと、燕妃は大きくしなやかな身体を反らし、簡単にに果てた。
「若いな」
唇の端で笑ったディアスは、生まれた姿になると燕妃の両足を割った。
そして熱い身体を燕妃の中に押し入った。
突然の事に正気に返った燕妃が、強くシーツを握り締めた。
「あぁッ!ディアッ」
もう快感で何がなんだかわからなかった。
「余が愛しているのはそなただけだ」
「うん」
後は果てるまで、いつまでも絡み合った。
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