keep your smile 15
それから美優は、意図的に近付くと、なるべく笑顔で挨拶をかわすように した。
拓人も挨拶には応えてくれるようになり、ちょっとした話題もかわすようになった。
「あ、坂田、数学の宿題やってきた?」
「うん、やってきたよ」
美優は笑顔で応えた。
「ちょっとノート見せて」
「うん、いいよ」
たわいもない交流だったが美優には嬉しかった。
ある日、廊下ですれ違うと拓人に呼び止められた。
「坂田…」
「え、何?」
いつものごとく天使のスマイルは忘れない。
「坂田って髪の毛綺麗だな」
「……!」
美優は突然の褒め言葉に目を丸くした。
と同時に嬉しいのと照れてしまっているのが混ざり合い、胸の奥がキュンとしたのを感じた。
拓人はクスッとした表情を浮かべ、行ってしまった。
美優はかなり舞い上がっていた。
しばらく頬が上気してるのを自分ても感じていた。
(今のって、どう受け止めたらいいんだろう…。あたしに気がある?それとも単なるお世辞?…)
美優は頭の中が少しパニックになっていた。
拓人も挨拶には応えてくれるようになり、ちょっとした話題もかわすようになった。
「あ、坂田、数学の宿題やってきた?」
「うん、やってきたよ」
美優は笑顔で応えた。
「ちょっとノート見せて」
「うん、いいよ」
たわいもない交流だったが美優には嬉しかった。
ある日、廊下ですれ違うと拓人に呼び止められた。
「坂田…」
「え、何?」
いつものごとく天使のスマイルは忘れない。
「坂田って髪の毛綺麗だな」
「……!」
美優は突然の褒め言葉に目を丸くした。
と同時に嬉しいのと照れてしまっているのが混ざり合い、胸の奥がキュンとしたのを感じた。
拓人はクスッとした表情を浮かべ、行ってしまった。
美優はかなり舞い上がっていた。
しばらく頬が上気してるのを自分ても感じていた。
(今のって、どう受け止めたらいいんだろう…。あたしに気がある?それとも単なるお世辞?…)
美優は頭の中が少しパニックになっていた。
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