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迷想

[157]  コトミ  2009-06-03投稿
小五の十月の事だった。
第二土曜日。この日は私にとって嬉しい日でもあった。

スーパードッチボール大会…。

私にとって初めての大会だった。

女子は私を入れて四人。さすがに純は嫌がったため、無理に誘う事は無かった。

その大会には、慎も一緒に出ていた。

私はドキドキしっぱなしだった。

結果は……。

惜しくも初戦敗退だった……。

でも、悔しくは無かった。
自分なりにベストは尽くしたつもりだったからだ。

その後は大会に出たメンバーで近くの店で夕飯を食べた。

午後七時。

ほとんどのメンバーが家に帰って行く。

しかしそのおかげて私と慎は向かい合わせの席になった。

「ねぇ、慎って好きな人居ないの?」

「居るけど教えない。」
焼うどんを食べながら、慎はそう答える。

慎の好きな人の噂は何度か耳にした事はあった。
それでも私は本人に確かめたかった。

なのにあんな答える方されたら、さすがの私でも頭にくる。

「良いよ別に。慎だってウチの好きな人知らないし。」

「嘘つけ。お前の好きな奴って高橋っしょ?」

「はずれだよ〜だ。」

「俺の教えるから教えてよ。」

胸がドキリとした。

慎の好きな人…。
ものすごく興味があった。
だから私は、良いよと言ってしまった。
それが間違えだった…。

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