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本当に生きた日

[139]  山口通平  2009-06-04投稿
どこまでも広がる雪原。
一面を真っ白な雪が覆っている。
その中に2組の足跡が延びている。足跡の先にいるのは制服姿の男女。
男は東治(18)女は幸恵(18)である。
2人は手を繋ぎ真っ直ぐ前を見ている。
どこまでも広がる雪原。

1.車通りのある夜道
暗闇の中、中年女性と東治が距離をとり歩いている。東治の手には買い物袋。
空から一粒の雫が東治の頬を霞める。
東治、空を見上げる。
空には月が浮かび上がっている。

2.幸恵の家
暗闇の部屋の中、幸恵が窓際に座っている。
手元には缶ビール。
幸恵、しばらく見つめ缶ビールの中身を窓の外に流す。
流れていくビール。月明かりに照らされて輝いている。

『本当に生きた日』

つづく

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