サーカスの象
捕まえられたてのサーカスの象は、逃げ出さないように足に鎖を巻かれる。
象は逃げ出そうと必死に暴れる。
でも足に巻かれている鎖は切れない。
そして、数ヶ月もすると象は逃げ出そうとしなくなる。
象は、自分には足に巻かれている鎖を切る事は、絶対に出来ないと思ってしまっている。
するとサーカスの人は象の足に鎖ではなくて、ただのロープを巻くようになる。
象にとってこれはチャンスだが、象は足に巻かれている鎖を切る事は出来ないと思っている。
つまり、足に何かが巻かれている状態だと逃げられないと思い込んでしまっている。
だから巻くものがロープだろうと、鎖だろうと、関係なくなってしまう。
象は逃げる事を諦めてしまった。
ロープならすぐに切る事が出来るはずなのに…
自分には無理だと思い込んでしまった。
…
何が言いたいのかと言うと、自分の限界を決め付けて、諦めてしまう象のようにならずに、
自分の力を信じて、諦めずに挑戦し続ける事が大切なんだと言うこと。
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