携帯小説!(PC版)

導き 19

[347]  2009-06-06投稿
アルについていくと、やがて何も無いところに着いた。
海斗「で、どうするの?」
アル「まずは説明をしよう。」すると雨が降ってきた。
アル「もう………か…」
アルは突然何かを思い出したかのように、表情が険しくなった。
アル「海斗、ベルト村に行くぞ。」
海斗「何で急に?修行は…?」
アル「もう時間じゃ…」
海斗「時間?」
アル「早くせねば………カイルが…」
アルの表情がより一層険しくなる。
俺は黙って頷いた。
その時、遠くで激しい爆音が聞こえてきた。
アル「急ぐぞ!」
するとアルは小声で何か言い出した。
どうやら呪文を詠唱しているらしい。
するとなんといきなり杖がでてきた。
そしてそのまま杖はアルの手元へ。
アルはその杖を使い、地面に何か書き出した。
海斗「これは…?」
アル「よし、海斗わしの近くに来い!」
言われるままに俺はアルの近くへ行った。
アルは杖で何やら円のようなものをかいていた。
アル「ワープ・ゲート!!!」
円が光だす。
時空間を移動したときみたいな感じになった。
しかし、今度はほんの一瞬だった。
目を見開くとそこは初めて見る場所、だが初めてなのに何だか懐かしい…そう、ここがベルト村だ!!

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