いつかまた〜4〜
「君、何科?」
話かけた彼女がちさだった。
「え?…あ、造形科の矢内千沙です」
とっさに立ち上がってこっちを見たちさの、ミルクティー色の髪がふわっと舞った。
「もし良かったら、僕らと一緒に……」
そう言いながら、僕はちさから目が離せないでいた。
柔らかそうな髪、美人ではないが、子供のようなあどけない無垢な表情、それでいて意思のある目。
もしかしたら、一目惚れだったのかもしれない。
「ありがとう。私で良かったら」
「ホント?よろしく!」
僕は恋歌に向かって、腕で大きく○を作って見せた。
話かけた彼女がちさだった。
「え?…あ、造形科の矢内千沙です」
とっさに立ち上がってこっちを見たちさの、ミルクティー色の髪がふわっと舞った。
「もし良かったら、僕らと一緒に……」
そう言いながら、僕はちさから目が離せないでいた。
柔らかそうな髪、美人ではないが、子供のようなあどけない無垢な表情、それでいて意思のある目。
もしかしたら、一目惚れだったのかもしれない。
「ありがとう。私で良かったら」
「ホント?よろしく!」
僕は恋歌に向かって、腕で大きく○を作って見せた。
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