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School Life 〜中学の告白〜23

[271]  詩音  2009-06-08投稿
遊園地に行く日当日。

鈴は遊園地に近い為、待ち合わせの駅に早めに着いた。

(ちょっと早かったかな。)

携帯の時刻は集合時間の8分前を示していた。

改札の方へ向かうと、平日にも関わらず結構な人がいた。

(さすが国内最大の遊園地。)

と驚きながら歩いていると、

「よっ。」

と横から肩を叩かれた。

叩いたのは柚希。

「あぁ。」

と素っ気ない返答をする。

特に学校で話をするわけでもない。メールでの会話が中心的だった。

「…。」

「…。」

2人は無言のまま何も話さない。

しかし、無言とは言っても心の中は正反対。

鈴は無言ではあるものの、遊園地に心踊らせていた。

一方の柚希はと言うと、話題を探そうと必死になった挙げ句の無言。

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