いつかまた〜5〜
結局、小心者の僕は、誰ともつるんでなさそうな人に声をかけ、そうしてこの6人が集まった。
この2年間、メンバーを変える事なくやってきた。
知れば知るほど、刺激を受けた。彼らのクオリティ精神の強さを感じ、個々の世界観に引き込まれていった。
何より、そこは居心地が良かった。
「今回は最後になるだろうから、スケールの大きいものにしたいよね」
恋歌が言った。
「スケールの大きい……例えば?」
「誰をメインにするかにもよるよね」
「…でも卒業課題とかぶるから、かなり忙しくなるかもな…」
「最後だよ」
「うん…。……だよな、やるか!」
僕らは顔を見合わせ、頷いた。
この2年間、メンバーを変える事なくやってきた。
知れば知るほど、刺激を受けた。彼らのクオリティ精神の強さを感じ、個々の世界観に引き込まれていった。
何より、そこは居心地が良かった。
「今回は最後になるだろうから、スケールの大きいものにしたいよね」
恋歌が言った。
「スケールの大きい……例えば?」
「誰をメインにするかにもよるよね」
「…でも卒業課題とかぶるから、かなり忙しくなるかもな…」
「最後だよ」
「うん…。……だよな、やるか!」
僕らは顔を見合わせ、頷いた。
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