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いつかまた〜10〜

[232]  友愛数  2009-06-09投稿
「俺も行く!」

恋歌と梨玖の話を遮って、とっさに口から出ていた。

ふっ、と恋歌が笑った。

「じゃあ色々買って行こうか、3人で」



早く〜終われ〜授業〜っ!

「ご飯とか食べれてんのかな?恋歌さん特製、おかゆの材料でも買って行くかな…」

ぶつぶつ言ってる恋歌の隣で、俺は心配で気が気じゃなかった。

次の専門授業。

「始めるぞー」

先生が発した一声に、ふと見渡すと

『響がいない…?』

「響は?」

「…いないね。また屋上にでも行ってんじゃない?」
「…………。」

妙な胸のざわめきがした。

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