携帯小説!(PC版)

dis-[58]

[305]  遥香  2006-07-17投稿
怜子はその片隅で出たばかりのデータを分析していた。そして、
怜子「――パシザー率が…!!?」
ライヴデータをみながらつぶやく。


怜子「パシザー率が上がってる…」


瑞枝「え?―――」

怜子「パーセンター……88%…!!ッまさか……86を超えるなんて!!?」

瑞枝「88……―ッ!?」

怜子と瑞枝はこの数値をみて驚き、慌てた。
パシザー率は高いほうがいいのだが、86%以上となると状況が変わってくる。
なぜなら、リーヴァが以前行なった模擬実験の推測データから、86%を超えると“同調のし過ぎ”であり、同化につながる“危険”があるという結果が出ていたからであった。


祐希「――ッッ!!!」
“ザンッ――ズガンッ”

祐希「――ッ!!!」

なおも祐希は使真との抗争を続ける。その中で、イヴェリスとの同化が進行している“影響で―。”
とは知らずとも“容易く機体を操れる”ようになっていることを感じていた。

――そんななか、司令室の緊張はますます高まっていた。

瑞枝「ッ司令!!」
瑞枝は司令席を見上げる。

司令「やらせろ。同化しようと、暴走しようと、我々がシステムを切れば…問題はない。」

司令は冷淡な表情でいった。

瑞枝「……ッ」

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