dis-[60]
瑞枝「やめなさい祐希ッッ!!」
瑞枝の懸命な呼び掛けにももはや応じない。
瑞枝「……ッ」
怜子「――敢えて無視か…もしくは、同化の影響か――…どちらにしても、この動きだけは凄いわね……
高い率の同調から、少しのロスもなくヴェリに脳から命令が下る――…」
怜子は自分たちを守るはずのその魅力的、驚異的な力にすら、恐怖を感じるほどだった。
瑞枝「風間司令――このままではパイロットが保ちません――」
怜子「瑞枝?」
瑞枝「一旦後退させ、パシザー率の調整を……」
状況を見兼ね、パイロット即ち麻川祐希の身体を心配した瑞枝は司令に向け提案をする。
風間「今使えるのはヤツだけだ。」
風間司令は言葉短く答えた。
瑞枝「……その彼も動くことが出来なくなっては仕方がありません。」
瑞枝も引き下がろうとはしない。
風間「――勘違いをするな桐咲。」
瑞枝「――?」
風間「俺は別に、"麻川祐希"の身をわざわざ優先してまで、これから先も使い続けようなどとは思っていない。」
瑞枝「!?――」
怜子「――ッ」
司令は冷淡かつ冷酷な顔つきで言った。
瑞枝の懸命な呼び掛けにももはや応じない。
瑞枝「……ッ」
怜子「――敢えて無視か…もしくは、同化の影響か――…どちらにしても、この動きだけは凄いわね……
高い率の同調から、少しのロスもなくヴェリに脳から命令が下る――…」
怜子は自分たちを守るはずのその魅力的、驚異的な力にすら、恐怖を感じるほどだった。
瑞枝「風間司令――このままではパイロットが保ちません――」
怜子「瑞枝?」
瑞枝「一旦後退させ、パシザー率の調整を……」
状況を見兼ね、パイロット即ち麻川祐希の身体を心配した瑞枝は司令に向け提案をする。
風間「今使えるのはヤツだけだ。」
風間司令は言葉短く答えた。
瑞枝「……その彼も動くことが出来なくなっては仕方がありません。」
瑞枝も引き下がろうとはしない。
風間「――勘違いをするな桐咲。」
瑞枝「――?」
風間「俺は別に、"麻川祐希"の身をわざわざ優先してまで、これから先も使い続けようなどとは思っていない。」
瑞枝「!?――」
怜子「――ッ」
司令は冷淡かつ冷酷な顔つきで言った。
感想
感想はありません。
「 遥香 」の携帯小説
- 【携帯版】多賀城[たがのき]の携帯サイトが完成しました。
- PC用小説サイト新設のお知らせ
- 「携帯小説!」がスマートフォンに対応しました
- 【状況報告】03/18の管理人現況
- 【ネット復活】更新再開
- 管理人です。
- サイトの新デザインを作ってみました。