人生の味[1]
鳴り止まないアラーム音に、僕はようやく重い頭をもちあげた。
窓の外では、曇りがかった空の上に、顔を出したばかりの朝日がちらついている。
1999年6月30日。
世間では例の大予言者の話題で持ち切りの時期。
どうやら大人達には、よっぽど刺激が足りないら
しい。
そんな事を考えながら、僕はいつもと同じように通学準備を始めた。
ただただ続く日常の中で、今日も僕の長い一日が始まった。
窓の外では、曇りがかった空の上に、顔を出したばかりの朝日がちらついている。
1999年6月30日。
世間では例の大予言者の話題で持ち切りの時期。
どうやら大人達には、よっぽど刺激が足りないら
しい。
そんな事を考えながら、僕はいつもと同じように通学準備を始めた。
ただただ続く日常の中で、今日も僕の長い一日が始まった。
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