人生の味[終]
しばらく歩いた後、ふと僕は空を見上げた。
この曇り空の上には、見えないけれども、確かに青空が広がっている。
一見は進んでいないように見える僕達の人生も、見方しだいで楽しい明日がやってくるのだろうか。
そう考えると、それまではくだらなかった明日が、急に待ち遠しくなった。
注ぎ込む太陽の光に僕は目を覚ました。
1999年8月1日。
やっぱり地球は滅亡なんてしなかった。
あの話題も世間から消えつつあるようだ。
相変わらず、忙しい毎日をこなすだけの日常。
でも僕の心は晴れ晴れとしていた。
今日もドアを開けると、いつも通りの日々が始まる。
僕は空を見上げて少し笑った。
この曇り空の上には、見えないけれども、確かに青空が広がっている。
一見は進んでいないように見える僕達の人生も、見方しだいで楽しい明日がやってくるのだろうか。
そう考えると、それまではくだらなかった明日が、急に待ち遠しくなった。
注ぎ込む太陽の光に僕は目を覚ました。
1999年8月1日。
やっぱり地球は滅亡なんてしなかった。
あの話題も世間から消えつつあるようだ。
相変わらず、忙しい毎日をこなすだけの日常。
でも僕の心は晴れ晴れとしていた。
今日もドアを開けると、いつも通りの日々が始まる。
僕は空を見上げて少し笑った。
感想
感想はありません。