いつかまた〜18〜
8時を回った頃だろうか。ちさが目を覚ました。
「……トーマ…?」
「起きた?」
「うん…。どうしたの?恋歌ちゃん達と帰ったんじゃ…」
「忘れ物してさ。戻ったらお前、鍵かけずに寝ちゃってるから…。起きるまでは居ようと思ってさ。あ、これ読ませてもらってる」
本棚にあったエッセイ。
【大切な人。伝えたい言葉】
ちさらしい。
「バイトは?休んだの?」
「いや、遅れて行くって連絡したよ。おじさんも今日は大丈夫だって」
バーをやっている叔父さんの所に、俺は週末4日くらいの割合で手伝いに行っている。
「どう?体調」
「うん、汗かいたみたい。ごめんね、行かなきゃならないのに…」
「大丈夫だよ。じゃ、俺行くから、着替えて飯食ったら、寝てろよ。あと、鍵、ちゃんとかけろよ」
「うん…トーマ、ありがとう」
ぽんぽん、と、ちさの頭に触れてから、俺はまたちさの家をあとにした。
「……トーマ…?」
「起きた?」
「うん…。どうしたの?恋歌ちゃん達と帰ったんじゃ…」
「忘れ物してさ。戻ったらお前、鍵かけずに寝ちゃってるから…。起きるまでは居ようと思ってさ。あ、これ読ませてもらってる」
本棚にあったエッセイ。
【大切な人。伝えたい言葉】
ちさらしい。
「バイトは?休んだの?」
「いや、遅れて行くって連絡したよ。おじさんも今日は大丈夫だって」
バーをやっている叔父さんの所に、俺は週末4日くらいの割合で手伝いに行っている。
「どう?体調」
「うん、汗かいたみたい。ごめんね、行かなきゃならないのに…」
「大丈夫だよ。じゃ、俺行くから、着替えて飯食ったら、寝てろよ。あと、鍵、ちゃんとかけろよ」
「うん…トーマ、ありがとう」
ぽんぽん、と、ちさの頭に触れてから、俺はまたちさの家をあとにした。
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