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異世界の旅人 第2話

[238]  チョコレイター  2009-06-12投稿
「お、着いたぞ」
レミアスは正面に見えてきた、泉の方向を指差す。


「なんかわくわくしてきたなー」
レミアスは続けてそう言った。



・・・・だが、泉には別に変わったところはなさそうだ。

セレンは安心したような、残念なような、複雑な気持ちになった。

「おいおいおい、まじかよ」
レミアスは悔しそうに呟く。

それも、そのはず、ここの泉は、街の人の話によると、最近になって幽霊のような人影の目撃談が相次いでいるらしい。


ちなみにセレン、レミアスがいる、孤児院でも、最近はこの泉の話題で持ちきりなのだ。

「諦めて帰るか」
セレンはあくびまじりに呟く。

「いーや、もう少しだけまつ、」
レミアスはこのまま帰るのは納得できないらしい。

セレンも、少しだけなら、と、とりあえずなにかあるまで待つことにした。









・・・・・・
「おもしろいほどに、なにも起きないな」
セレンは呟く。






「もう帰・・・」

「ちょっと待て、何か聞こえなかったか?」
レミアスはセレンの声を遮りながら、言う。
言われてみれば、なにか聞こえたような気もする。
「泉から聞こえたような・・」
レミアスは泉に駆け寄る。
セレンも追いかけようと、走り出した、その瞬間!

泉は虹色に輝く光を発した。

「!!!!!!」
2人はかなり驚く。

「「「見・つ・け・た」」」

どこからともなく、聞こえてくる声。

(なんだ!?この声!?あたまに直接!?)

「うわぁぁぁぁぁぁ!!」


・・・・セレン達の意識はそこで途絶えた。


泉から出た光は2人を包み、消えた。





――――――――――――補足


セレン・シルフィス
12才
緑色の髪の毛
魔術は風系や雷系が得意



レミアス・アーセナル
12才
青色の髪の毛
魔術は氷系が得意



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