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いつかまた〜22〜

[144]  友愛数  2009-06-13投稿
「それなら…」

ちさが再び口を開いた。

「私達の事をやらない?」

???

「どういう事?」

「私達が出会ってから、今までの事…。残しておきたいなって思って」

みんなが、ちさの次の言葉を待つ。

「私、それぞれのイメージに合ったものを作るよ。素材も表情も。智、智もできるよね」

「あ、うん」

「そこに、梨玖ちゃんが手を加えて、そして恋歌と響とトーマが命を吹き込んで…」

「ちょい長編?ドラマができるね」

「素朴だけど、想いが詰まるね。…それでいこっか」

「よし、後で煮詰めていこう」

「じゃあ、放課後、ちさの家で」

そうして、僕らは授業を終えた。

後の授業は終わりがまちまちで、ちさと智は2限が終わった昼過ぎに学校を出た。

3限まであった、僕と恋歌と響、梨玖。
響はバイトへと赴いた。

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