携帯小説!(PC版)

トップページ >> 学園物 >> 月光に染まる魔王〜第十五話〜

月光に染まる魔王〜第十五話〜

[592]  へたれもち  2009-06-14投稿
結界にグングニルを…
不可解ですね。
結界を破壊するつもり
でしょうか?
だとすれば…無謀な
作戦だと言えましょう。

わざわざ結界を破壊する
必要はない。
おそらく、完全に破壊
するのは無理だろう。
グングニルの刺さった
場所に何らかの衝撃を
加え続ければ…
時間稼ぎが必要だ。
「間宮さん、僕が
時間を稼ぎます。
その間に先日の
衝撃波を使えるように
してください。」
しかし、あれを何らかの
方法で威力を集中させ
なければならないな。
…危険だが、今出来る
方法は…。
その前にどう守り抜くか
が問題だな。
二人を同時に相手に
するのは…。
(二人を同時に相手に
するか…簡単だ…。)
簡単?統制が取れてない
なら簡単だが、統制は
取れている。
さらに、守るものまで
あるなら厄介だ。
…せめて二人ならば…?
試す価値はあるか。
「オーディン、
妨害は任せましたよ。」
オーディンが間宮に
襲い掛かったか…。
急げ…まずは形成、
コントロール
するための魔力を…
(先輩…信じてますよ。
だから、私は全力で…)
…思ったよりも時間が
かかるな…もっと
早く…急がなくては。
「影よ、
僕の半身として、
僕の意志に同調せよ!」

真の号令に呼応する
ように、影が立体化し
動き始める。
そして、オーディンを
妨げる。
「影…だと?つくづく
サプライズを用意して
くれますね。」
やがて、その影は
男に刃を向けた。
「ふっ…いつまで
持ちますかね?戦力が
増えたとは言え、
貴方の負担が増大した
のですからね。二人分の
動きをどこまで処理
出来ますかね?
一人の方が強いかも
しれませんよ?」
簡単あしらわれる影…
そして、真自身の動きも
鈍くなっていた。
(確かに負担が大きい…
だが、それでも
やらなければ…。)
「先輩!
準備出来ました。」
そこには剣を構える
アーサーが居た。
「グングニルに向かって
放って下さい!
出来る限り集束
して!そしてそこに
飛んでください。」
エクスカリバーから
一束の光が放たれる。

感想

感想はありません。

「 へたれもち 」の携帯小説

学園物の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス