愛した人は人のもの
私の会社に、私より15歳年上の木村さんという人がいた。
41歳なのに、年齢に相応しくないくらい若くてスラッとしたいかにも遊び人風な人だった。
社内で噂になっていて、私もその噂を聞いたことがあった。
‘木村さん、結婚してからずっと彼女が途切れた事がないんだって!今は取引先の受付嬢と付き合ってるんだってぇ’
私は木村さんとはあまり話した事がなかったし、不倫なんて最低って思ってた。
その頃失恋したばかりだった私は、すっかりふさぎこんでいて木村さんに余計に不信感を持っていた。
ある日、会社の飲み会があると言うので私は出席することにした。
そこで初めてきちんと木村さんと話す事になった。 『ねぇ、赤井さんは俺の事嫌いでしょ?俺わかっちゃうんだよね』
『そんなことないですよ(汗)』
『赤井さんは純粋そうだからね!』
なんかやっぱりこの人乗りが軽いなぁぁ…
やっぱり苦手。
早く飲み会終わらないかな…
なんとかその日はそれ以上話さずに済んだので私は安心していた。
41歳なのに、年齢に相応しくないくらい若くてスラッとしたいかにも遊び人風な人だった。
社内で噂になっていて、私もその噂を聞いたことがあった。
‘木村さん、結婚してからずっと彼女が途切れた事がないんだって!今は取引先の受付嬢と付き合ってるんだってぇ’
私は木村さんとはあまり話した事がなかったし、不倫なんて最低って思ってた。
その頃失恋したばかりだった私は、すっかりふさぎこんでいて木村さんに余計に不信感を持っていた。
ある日、会社の飲み会があると言うので私は出席することにした。
そこで初めてきちんと木村さんと話す事になった。 『ねぇ、赤井さんは俺の事嫌いでしょ?俺わかっちゃうんだよね』
『そんなことないですよ(汗)』
『赤井さんは純粋そうだからね!』
なんかやっぱりこの人乗りが軽いなぁぁ…
やっぱり苦手。
早く飲み会終わらないかな…
なんとかその日はそれ以上話さずに済んだので私は安心していた。
感想
感想はありません。