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愛した人は人のもの?

[303]  MOE  2009-06-15投稿
『赤井、そのままで聞いて。お前に愛を与えていいか?』
私は一瞬木村さんが何を言ってるのか理解ができなくて下を向いたままでいた。 
『俺は、お前の事が好きになったんだ。もちろん俺には帰る場所がある。だからお前にとって辛い事も多い。けど、俺はお前に愛を与えたいんだ。お前がいたら俺もすごく癒される。お前は誰よりも素直だから。』 
突然の告白… 

意味がわからない… 
不倫なんて… 
あたしの頭の中はぐちゃぐちゃになってしまった。 
そんな私を木村さんが突然抱き締めた。 

『ごめんな。お前を困らせたいわけじゃないんだ。大人になるとなかなか素直になれないんだよ。でもお前を見てて羨ましいって思ってた。お前はコロコロ表情が変わるから(笑)けど最近笑わなくなったろ?それからずっと気になってた。』
突然の告白。
でも答えはまだ出さなくていいって言って木村さんは私を送り届けてくれた。  
部屋に帰ってきた私は1人考え続けた。 
頭の中には木村さんが言った言葉がぐるぐる回っていた。 
眠れなかった。 
不倫なんかしたくないと思っていたのに… 
好きと言われて嬉しい自分。 
辛い恋はしたくないと思う自分。 

結局1週間近く眠れない日々が続いていた。 

木村さんは出張でいなかった。 

明後日木村さんは帰ってくる。 

それで私は返事をしようと決めていた。

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