いつかまた〜26〜
今日は、合同授業がない日。
通りかかった中庭、ちさと響の姿が目に入った。
ちさが渡しているのは布に包まれた四角いもの、それが弁当だって事には、すぐに気付いた。
病院代を受け取らない響に、病院代の代わりに、きっとちさが作って持って来たんだろう。
直視できなくて、見なかったかのように、僕はその場を通り過ぎた。
ヤバイ…。
これは疑心か?
それとも…
嫉妬…?
抑えてきた気持ちが爆発しそうな感覚を覚えつつ、打ち消すようにその場を立ち去った。
見て…いたくない。
通りかかった中庭、ちさと響の姿が目に入った。
ちさが渡しているのは布に包まれた四角いもの、それが弁当だって事には、すぐに気付いた。
病院代を受け取らない響に、病院代の代わりに、きっとちさが作って持って来たんだろう。
直視できなくて、見なかったかのように、僕はその場を通り過ぎた。
ヤバイ…。
これは疑心か?
それとも…
嫉妬…?
抑えてきた気持ちが爆発しそうな感覚を覚えつつ、打ち消すようにその場を立ち去った。
見て…いたくない。
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