汚染 152
週末の休み
貴方がいつも付けている香水を見付けた
香水を付けるのは嫌い
だけど貴方を感じたい一心で少量を左手首に付けてみた
鼻に押し当てる手首から貴方の香りがする
不思議な感じがした
同時にたまらなく貴方に会いたくなった
寂しさをどうにか紛らわせる為にこうしたのに
結局はもっと貴方に会いたくて寂しさは増すばかり
何度も嗅いだ
まるで中毒にでもなったかの様に
だけど気付いた
何処か違うのは
貴方からの香りではないから
貴方からするこの香りが好き
貴方自身の香りと共に感じられるから好き
いくらこうして感じ様としたって
違和感は離れない
改めて思う
どうしようもない位に貴方が好きなんだと
分かっていてもそう改めて感じた時
目の前の景色が色を無くす
一体私は何がしたい
何処へ向かおうとしている
何で貴方で何で私なの
その本当の答えは決して解く事は出来ない
きっと『何の為に生まれて来た』という問い掛けと同様
誰にも分からない
私達自身にも
意味なんて無いのかもしれない
流れ着いた場所が此処であっただけ
そこで出会ってしまっただけ
理由は求めず愛し合い
また再び違う道を歩む事を知っていながらも繋がろうと懸命に手を伸ばし
離されまいともがく
不思議ね
それでもまだ貴方には此処にいて欲しいと思うのだから
もっと楽な道だって選べるはずなのに
いつからだろう
こんなに障害のある苦しい世界に惹かれてしまう様になったのは
恐怖の闇に足を踏み入れたくなったのは
貴方がいつも付けている香水を見付けた
香水を付けるのは嫌い
だけど貴方を感じたい一心で少量を左手首に付けてみた
鼻に押し当てる手首から貴方の香りがする
不思議な感じがした
同時にたまらなく貴方に会いたくなった
寂しさをどうにか紛らわせる為にこうしたのに
結局はもっと貴方に会いたくて寂しさは増すばかり
何度も嗅いだ
まるで中毒にでもなったかの様に
だけど気付いた
何処か違うのは
貴方からの香りではないから
貴方からするこの香りが好き
貴方自身の香りと共に感じられるから好き
いくらこうして感じ様としたって
違和感は離れない
改めて思う
どうしようもない位に貴方が好きなんだと
分かっていてもそう改めて感じた時
目の前の景色が色を無くす
一体私は何がしたい
何処へ向かおうとしている
何で貴方で何で私なの
その本当の答えは決して解く事は出来ない
きっと『何の為に生まれて来た』という問い掛けと同様
誰にも分からない
私達自身にも
意味なんて無いのかもしれない
流れ着いた場所が此処であっただけ
そこで出会ってしまっただけ
理由は求めず愛し合い
また再び違う道を歩む事を知っていながらも繋がろうと懸命に手を伸ばし
離されまいともがく
不思議ね
それでもまだ貴方には此処にいて欲しいと思うのだから
もっと楽な道だって選べるはずなのに
いつからだろう
こんなに障害のある苦しい世界に惹かれてしまう様になったのは
恐怖の闇に足を踏み入れたくなったのは
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