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いつかまた〜31〜

[157]  友愛数  2009-06-15投稿
「あのさ、色なんだけど、何かイメージある?」

おにぎりを頬張りながら、ちさに聞いた。

「うん、大体は。恋歌ちゃんは赤のギンガムチェックで、智は若草色かな…」

「あー、なるほど。智、5レンジャーで言ったら緑レンジャーって感じだもんな」

「ふふっ、何それ」

「梨玖は?」

「梨玖ちゃんは…ん〜…黄色…かな」

「ふんふん。俺、響は黒猫なイメージなんだよな」

「あ、分かる。ふふっ、何考えてるか分かんないところあるもんね。響は黒猫で決まりだね」

「…………」



「俺は?」

ちさの中の、俺のイメージってどんなのだろう。


「トーマ、は……」

じいぃぃぃぃっ、とちさが僕を見る。

「……水色、かな」

「水色?」

「うん。ヒコーキ雲が綺麗に見えるような、空の色」

空…。


「私は…なんだろうな…。自分の事はよくわかんないね」

「ちさは……クリーム色の中に、淡い色の花が咲いてるようなイメージかな、俺は」

ちさは、ちょっとびっくりしたような表情を見せた。

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