いつかまた〜31〜
「あのさ、色なんだけど、何かイメージある?」
おにぎりを頬張りながら、ちさに聞いた。
「うん、大体は。恋歌ちゃんは赤のギンガムチェックで、智は若草色かな…」
「あー、なるほど。智、5レンジャーで言ったら緑レンジャーって感じだもんな」
「ふふっ、何それ」
「梨玖は?」
「梨玖ちゃんは…ん〜…黄色…かな」
「ふんふん。俺、響は黒猫なイメージなんだよな」
「あ、分かる。ふふっ、何考えてるか分かんないところあるもんね。響は黒猫で決まりだね」
「…………」
「俺は?」
ちさの中の、俺のイメージってどんなのだろう。
「トーマ、は……」
じいぃぃぃぃっ、とちさが僕を見る。
「……水色、かな」
「水色?」
「うん。ヒコーキ雲が綺麗に見えるような、空の色」
空…。
「私は…なんだろうな…。自分の事はよくわかんないね」
「ちさは……クリーム色の中に、淡い色の花が咲いてるようなイメージかな、俺は」
ちさは、ちょっとびっくりしたような表情を見せた。
おにぎりを頬張りながら、ちさに聞いた。
「うん、大体は。恋歌ちゃんは赤のギンガムチェックで、智は若草色かな…」
「あー、なるほど。智、5レンジャーで言ったら緑レンジャーって感じだもんな」
「ふふっ、何それ」
「梨玖は?」
「梨玖ちゃんは…ん〜…黄色…かな」
「ふんふん。俺、響は黒猫なイメージなんだよな」
「あ、分かる。ふふっ、何考えてるか分かんないところあるもんね。響は黒猫で決まりだね」
「…………」
「俺は?」
ちさの中の、俺のイメージってどんなのだろう。
「トーマ、は……」
じいぃぃぃぃっ、とちさが僕を見る。
「……水色、かな」
「水色?」
「うん。ヒコーキ雲が綺麗に見えるような、空の色」
空…。
「私は…なんだろうな…。自分の事はよくわかんないね」
「ちさは……クリーム色の中に、淡い色の花が咲いてるようなイメージかな、俺は」
ちさは、ちょっとびっくりしたような表情を見せた。
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