携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> 異世界の旅人 第4話

異世界の旅人 第4話

[262]  チョコレイター  2009-06-16投稿


「あー、そういやハノイの街ってどの方向にあるんだろ?」
セレンはハノイの街以外の街に来たのは初めてなのだ。

「やっぱだれかに聞くか」セレンは道行く人に声をかける、が


「ハノイの街なんて聞いたことない。」


誰に聞いてもそのような返事しかかえってこなかった。

数人に聞いたところから周囲の人に見られだしたような気がする。


なによ、あの子供さっきから…


捨てられたんじゃないの…

かわいそうにねぇ…



あちこちからそんな声が聞こえる。

気がしたのではない、実際に見られていた、いや、同情されていたのだ。


セレンは同情されるのが嫌いだ。
いままで、孤児院にいるだけで同情されてきたのだ。それを、セレンは見下されているように感じてきた。

(ちょっと脅かすか、)


この世界では、魔術が使える者は周囲から、距離をおかれる。
魔術は古代に滅びたのだ、だが、まれに使える人間が出てくる。
そのような人間は大抵、そのことを隠しながら生きる。

が、セレンは物心ついたころから魔術を使っている。
そのせいで周りから同情や蔑まれてきたのだ。
だがセレンは魔術を使える自分が好きだった。
自然の力を操るのに爽快感を覚えていた。



「・・・・・せぇい!」
セレンは自分の近くに雷を落とした。


セレンが魔術を使えることが分かると、だんだんセレンの周りからは人が減って行った。

だが、いつまでたっても離れない少女がいた。


「なんだよ、あっち行けよ」

セレンは指先で電気を出しながら、冷たくいいはなつ。


そんなことを少女は気にしていないようだ、
「あんた。いまの魔術だよね」

「ぇ?あ、そ、そうだけど」

セレンは予想外の問いに多少とまどってしまう。

「ここじゃなんだから・・・ちょっと来なさいよ!」

「え?あ、ちょ、」
引きずられながら、近くの家に連れ込まれた。


――――――――――――解説


魔術

魔術は空気中に存在する
魔法素(マナ)
を変化させて発動する。

古代の人間は使えて当たり前だった。
現代の人間でもたまに使えるものが生まれてくる。


魔術には8つ属性が確認されており、










が、ある




感想

感想はありません。

「 チョコレイター 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス