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バタフラィ†††††

[261]  幻蝶  2006-07-17投稿
蝶子「「…。」」
何も答えない蝶子に麻実は少し焦った。
麻実「「別にあたしの考えだから気にしないでよ!?」」
蝶子「「あ、ごめんごめん。もしそうだったらあたしって軽いのかな…」」
最後はもう小声だったから麻実には聞こえなかった。麻実「「ま、いろいろ考えればいいじゃん。笑」」
蝶子「「そうだよね☆」」
授業も終わり、教室から出ると将吾からの告白をうけた頃より寒さは増している気がした。
寒かったけど懐かしさと共に、改めて達志への感謝の気持ちがわいてくる。
((達志のおかげだよな〜☆どうやったのかはわかんないけど…笑 そういえば玲菜は大丈夫だったのかな…??))
そんなことを考えていると向こうからうつむいて歩いて来る女子生徒がいた。ちょうど家庭科室の前の廊下。すれちがったときに顔が見えた。
蝶子「「玲菜…??」」
玲菜「「あ、蝶子ちゃん…」」蝶子「「どうしたの??泣いてるの??」」
玲菜はしばらく黙っていた。達志とのことを聞いてみたい、と思った瞬間、玲菜が泣き出した。
蝶子「「えっ、ど、どうしたの!?大丈夫!?」」
玲菜「「あたし…達志君にふられちゃったの…」」
蝶子「「なんか…聞いたけど本気で好きなの…??」」
小さくだったが、でもしっかりとうなずいた。
玲菜「「大好きなのに…他の人とは比べられないくらい…」」
それを聞いて、蝶子は達志に対する気持ちと玲菜に対する一瞬の嫉妬はしばらく自分の中にしまっておこうと決心した。



ーーー続く††††††

感想

  • 2330: 続きが馬路スグ読みたいです!! [2011-01-16]
  • 2332: 作者です☆そぅ言ってもらぇるとほんとぅれしぃです!!頑張りますq(^-^) [2011-01-16]

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