いつかまた〜35〜
「もう、今日はやめにしようか。時間も遅いし」
そう言う僕に、
「そうだね…」
そう言って、ちさは片付けを始めた。
沈黙。
このタイミングで。
抑えられなかったとはいえ。
気持ちをぶつけてしまって本当に良かったんだろうか…。
ちさを、困らせてしまったんじゃないだろうか。
明日から僕らは、どんな風に接していけばいいんだろう…。
「送るよ」
「…あ…大丈夫、帰りは慣れてるから」
「や、そんな訳にいかないよ。何かあってからじゃ遅いし」
「……うん…ありがとう」
店の鍵を閉め、ちさの家に向かって歩き出した。
会話はない。
ちさは今、何を想ってるんだろう。
俺は、間違ってたんだろうか…。
沈黙のまま、ちさの家の前に着いた。
「あ…ありがとう。今日は手伝ってくれてありがとうね…」
「いや…」
「じゃあ…おやすみ…」
行こうとするちさを、
「あのさ!」
呼び止めた。
「ホント、今日言った事、気にしないで。俺の自己満足だし、ちさを困らせるつもりなんかないんだ。最後に、みんなといい物を作りたいって、本当に思ってる。余計な事、ちさは考えなくていいから…」
必死な僕の言葉に、ちさは
「……分かった。明日からまた頑張ろうね」
笑顔をくれた。
「おぅ、今まで通り、やっていこうな!」
「おやすみ」
「おやすみ」
そうして、ちさと別れた。
そう言う僕に、
「そうだね…」
そう言って、ちさは片付けを始めた。
沈黙。
このタイミングで。
抑えられなかったとはいえ。
気持ちをぶつけてしまって本当に良かったんだろうか…。
ちさを、困らせてしまったんじゃないだろうか。
明日から僕らは、どんな風に接していけばいいんだろう…。
「送るよ」
「…あ…大丈夫、帰りは慣れてるから」
「や、そんな訳にいかないよ。何かあってからじゃ遅いし」
「……うん…ありがとう」
店の鍵を閉め、ちさの家に向かって歩き出した。
会話はない。
ちさは今、何を想ってるんだろう。
俺は、間違ってたんだろうか…。
沈黙のまま、ちさの家の前に着いた。
「あ…ありがとう。今日は手伝ってくれてありがとうね…」
「いや…」
「じゃあ…おやすみ…」
行こうとするちさを、
「あのさ!」
呼び止めた。
「ホント、今日言った事、気にしないで。俺の自己満足だし、ちさを困らせるつもりなんかないんだ。最後に、みんなといい物を作りたいって、本当に思ってる。余計な事、ちさは考えなくていいから…」
必死な僕の言葉に、ちさは
「……分かった。明日からまた頑張ろうね」
笑顔をくれた。
「おぅ、今まで通り、やっていこうな!」
「おやすみ」
「おやすみ」
そうして、ちさと別れた。
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