いつかまた〜37〜
それからといえば。
志田さんの心遣いで、アトリエの片隅を使わせてもらえる事になり、放課後、バイトまでの時間は、みんな自然とアトリエに集まるようになった。
ちさと二人で居る時間は、なくなった。
前と、何も変わる事なく、僕とちさの距離はそのままだった。
ある日。
「ね、1日くらい手を休めて、どっか行かない?」
恋歌が切り出した。
「どっかって、どこ?」
「分かんないけど〜〜〜、あ、海とか?花火しようよ!」
「遠っ!どうやって行くんだよ」
「あたし、車出すよ?」
「恋歌が運転?」
「もちろん」
「遠慮させていただきます」
「なんでよ!」
「まぁまぁ。でも一息入れてもいいかもね。海まで行かなくても、川のほとりとか、花火、できるんじゃない?」
梨玖が助け船を出した。
「そっか!歩いて行ける距離なら、お酒飲めるもんね〜」
そこ?
志田さんの心遣いで、アトリエの片隅を使わせてもらえる事になり、放課後、バイトまでの時間は、みんな自然とアトリエに集まるようになった。
ちさと二人で居る時間は、なくなった。
前と、何も変わる事なく、僕とちさの距離はそのままだった。
ある日。
「ね、1日くらい手を休めて、どっか行かない?」
恋歌が切り出した。
「どっかって、どこ?」
「分かんないけど〜〜〜、あ、海とか?花火しようよ!」
「遠っ!どうやって行くんだよ」
「あたし、車出すよ?」
「恋歌が運転?」
「もちろん」
「遠慮させていただきます」
「なんでよ!」
「まぁまぁ。でも一息入れてもいいかもね。海まで行かなくても、川のほとりとか、花火、できるんじゃない?」
梨玖が助け船を出した。
「そっか!歩いて行ける距離なら、お酒飲めるもんね〜」
そこ?
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