School Life 〜中学の告白〜36
それからまた3ヶ月後。
クラス変えがやってきた。
[クラス別々になっちゃうかな。]
というメールが柚希から毎日のように来ていた。その度に、
[あたしはC組で、柚希はきっとE組だよ。]
と送っていた。
もちろんこれはふざけて打っている訳で、鈴のただの推測に過ぎないが、
(クラスは別々でも良いんだけどね。)
とも思っていた。
そして、今通信簿が配られている。
「弘瀬。」
担任の先生から名前を呼ばれ、通信簿を取りに行く。
「どう鈴?C組?」
鈴は自分がC組であるという推測をみんなに言っていた。
「…。」
そっと通信簿を開けてみる。
「C組!」
とピースをして見せた。
鈴の推測は見事的中。あとは柚希のクラスも当たれば命中率100%だ。
「柚希は?」
席が前後なのが幸いで、クラスは聞きやすかった。
「E組。」
鈴の予想は見事的中。
しかし、それはクラスが別々になることも表していた。
クラス変えがやってきた。
[クラス別々になっちゃうかな。]
というメールが柚希から毎日のように来ていた。その度に、
[あたしはC組で、柚希はきっとE組だよ。]
と送っていた。
もちろんこれはふざけて打っている訳で、鈴のただの推測に過ぎないが、
(クラスは別々でも良いんだけどね。)
とも思っていた。
そして、今通信簿が配られている。
「弘瀬。」
担任の先生から名前を呼ばれ、通信簿を取りに行く。
「どう鈴?C組?」
鈴は自分がC組であるという推測をみんなに言っていた。
「…。」
そっと通信簿を開けてみる。
「C組!」
とピースをして見せた。
鈴の推測は見事的中。あとは柚希のクラスも当たれば命中率100%だ。
「柚希は?」
席が前後なのが幸いで、クラスは聞きやすかった。
「E組。」
鈴の予想は見事的中。
しかし、それはクラスが別々になることも表していた。
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