愛した人は人のもの?
カズマとの事があってからきむは変わった。
私を束縛するようになった。
仕事中会社のパソコンや携帯にメールが頻繁に来たり、毎晩電話が来るようになった。
私が他の男と話していれば『何話してたの?』 と言うようになった。
違うとわかっていても私はそれを愛情だと勝手に思ってしまう。
‘お願いだからきむを苦しめるマイちゃんを忘れて…束縛されてもなんでも私はきむを裏切らない。私はマイちゃんみたいにきむを裏切らない。信じてきむ…大丈夫だよ。そばにいるよ’
その日の夜、きむが家に来た。
「えっ?ちょっと待って」きむは来るなり私を抱きしめそのまま私と繋がった。「きむどうしたの?」
『どうもしないよ。ただ抱きたいと思ったから。俺の事好きだろ?だったらいいじゃん』
そう言ってきむは避妊もせずに私の中に欲望を吐き出した。
私は放心状態だった…
きむがこんなことするなんて思わなかった。
赤ちゃんできたらどうしよう…
泣きそうだった。
でもきむの前では泣かないようにしてた。
『どうした?』きむが言った。
私は「赤ちゃんできちゃったらどうしよう…」
と言って下を向いた。
今日のきむは少し怖い。 いつものきむじゃない…
『俺の子供が出来たとしてもお前は俺に迷惑がかかる事はしないよな。出来たらどうする?』
……どういう意味?
また試してる。
私は
『産むよ。産んできむと別れて誰も知らないとこで育てる。』
と答えた。
するときむは
『子供育てるのって簡単じゃないよ。それに俺と別れるなんて言うなよ。一緒にいるためにはわかるよな?』
どうしてそんなこと言うの?
どうしてそこまで私を試すの?
この日を境に、きむは私が困るような事をわざとするようになった。
そして私は…
「私は大丈夫だよ。」
というのが口癖になっていた。
どんなことされてもいなくならないから大丈夫という意味だけじゃない。
必死に自分に言い聞かせてた。
きむはこんな人じゃないから大丈夫だって…
そんな事しなくても大丈夫だよって…
どんなことがあってもきむから離れないと決めた。 その時はそれがきむの心を治す唯一の方法だと思ったから。
それがまたきむを苦しめる事になるなんて私は気付かなかった。
私を束縛するようになった。
仕事中会社のパソコンや携帯にメールが頻繁に来たり、毎晩電話が来るようになった。
私が他の男と話していれば『何話してたの?』 と言うようになった。
違うとわかっていても私はそれを愛情だと勝手に思ってしまう。
‘お願いだからきむを苦しめるマイちゃんを忘れて…束縛されてもなんでも私はきむを裏切らない。私はマイちゃんみたいにきむを裏切らない。信じてきむ…大丈夫だよ。そばにいるよ’
その日の夜、きむが家に来た。
「えっ?ちょっと待って」きむは来るなり私を抱きしめそのまま私と繋がった。「きむどうしたの?」
『どうもしないよ。ただ抱きたいと思ったから。俺の事好きだろ?だったらいいじゃん』
そう言ってきむは避妊もせずに私の中に欲望を吐き出した。
私は放心状態だった…
きむがこんなことするなんて思わなかった。
赤ちゃんできたらどうしよう…
泣きそうだった。
でもきむの前では泣かないようにしてた。
『どうした?』きむが言った。
私は「赤ちゃんできちゃったらどうしよう…」
と言って下を向いた。
今日のきむは少し怖い。 いつものきむじゃない…
『俺の子供が出来たとしてもお前は俺に迷惑がかかる事はしないよな。出来たらどうする?』
……どういう意味?
また試してる。
私は
『産むよ。産んできむと別れて誰も知らないとこで育てる。』
と答えた。
するときむは
『子供育てるのって簡単じゃないよ。それに俺と別れるなんて言うなよ。一緒にいるためにはわかるよな?』
どうしてそんなこと言うの?
どうしてそこまで私を試すの?
この日を境に、きむは私が困るような事をわざとするようになった。
そして私は…
「私は大丈夫だよ。」
というのが口癖になっていた。
どんなことされてもいなくならないから大丈夫という意味だけじゃない。
必死に自分に言い聞かせてた。
きむはこんな人じゃないから大丈夫だって…
そんな事しなくても大丈夫だよって…
どんなことがあってもきむから離れないと決めた。 その時はそれがきむの心を治す唯一の方法だと思ったから。
それがまたきむを苦しめる事になるなんて私は気付かなかった。
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