1年間の幸せ♯3
学校に着くと、教室には行かず体育館に直行!
なんとか間に合った…
「よぉ!今日はお早い登校だな」
「…これが早く来たように見えるなら眼科に行くことをすすめるぞ」
「タクヤつれねぇなぁ?にしても今日はほんとにギリギリだったな」
「ああ…ちょっとな」
「妹といっしょにでもねてたのかぁ?」
「ぶっ」
実に的確についてくる奴だ。
…遅れたがコイツは丸山丸男。クラスメイトの茶坊主で、見た目通り軽い男である。
「いや、誰が丸山丸男やねん」「えっお前の名前じゃねえの?」
「違うから!この小説見てくれた人それで覚えちゃうから!」
…コイツの本当の名前は川島浩平。(コーヘイ)名字は…覚える必要はないかな。
「ところで、さっきの反応まさか本当にミコト(妹の名前)ちゃんと?」
「まっまさか!そんなわけないだろ?」
「怪しいなぁ…ミコトちゃん昔よりいろいろ成長してるからなぁ〜」
「お前には関係ないだろ」
ここは兄として強くいっておくことにする。
「なっなんだよ?俺の未来の奥さん候補なんだからいいじゃん」
「ないから!絶対ないから」
「そーかぁ〜?意外と…」
「…コーヘイ、しつこいぞ」
「わ、わりぃ」
この茶坊主はしつこく、押しに弱い、よくわからない男である。
…そんなやりとりをしているうちに校長先生のムダに長い話は終わろうとしていた。
「何で校長って話長いんだろうな?」
コーヘイがそんなことを聞いてきたので、
「学生が抱く最大の謎だな」
などと返してみる。
…それでは、次に転校生の紹介に入ります。
進行役の先生が淡々と言葉を並べた。
「…しってたか?コーヘイ」
「ああ…実はお前がかなりの妹好きなことに…ぶぁっ」
コーヘイは何かにぶっとばされていた。
「はぁ、まともに聞いた俺がバカだった」
俺は学んだ。コーヘイにまともに聞いてはいけないと。
「その前にあやまろうよ!?」
「ん?ああ誰にやられたコーヘイ」
「…もぅいいです」
以上で始業式を終わります。
どうやら、転校生の紹介を聞きそびれてしまったようだ。
そしてクラスに帰ると…
「今日から2年3組で皆さんといっしょに勉強させていただくこととなりました、清水薫ですヨロシクお願いします」
「えっ?」
そこには昨日図書館で見たあの子が立っていた。
なんとか間に合った…
「よぉ!今日はお早い登校だな」
「…これが早く来たように見えるなら眼科に行くことをすすめるぞ」
「タクヤつれねぇなぁ?にしても今日はほんとにギリギリだったな」
「ああ…ちょっとな」
「妹といっしょにでもねてたのかぁ?」
「ぶっ」
実に的確についてくる奴だ。
…遅れたがコイツは丸山丸男。クラスメイトの茶坊主で、見た目通り軽い男である。
「いや、誰が丸山丸男やねん」「えっお前の名前じゃねえの?」
「違うから!この小説見てくれた人それで覚えちゃうから!」
…コイツの本当の名前は川島浩平。(コーヘイ)名字は…覚える必要はないかな。
「ところで、さっきの反応まさか本当にミコト(妹の名前)ちゃんと?」
「まっまさか!そんなわけないだろ?」
「怪しいなぁ…ミコトちゃん昔よりいろいろ成長してるからなぁ〜」
「お前には関係ないだろ」
ここは兄として強くいっておくことにする。
「なっなんだよ?俺の未来の奥さん候補なんだからいいじゃん」
「ないから!絶対ないから」
「そーかぁ〜?意外と…」
「…コーヘイ、しつこいぞ」
「わ、わりぃ」
この茶坊主はしつこく、押しに弱い、よくわからない男である。
…そんなやりとりをしているうちに校長先生のムダに長い話は終わろうとしていた。
「何で校長って話長いんだろうな?」
コーヘイがそんなことを聞いてきたので、
「学生が抱く最大の謎だな」
などと返してみる。
…それでは、次に転校生の紹介に入ります。
進行役の先生が淡々と言葉を並べた。
「…しってたか?コーヘイ」
「ああ…実はお前がかなりの妹好きなことに…ぶぁっ」
コーヘイは何かにぶっとばされていた。
「はぁ、まともに聞いた俺がバカだった」
俺は学んだ。コーヘイにまともに聞いてはいけないと。
「その前にあやまろうよ!?」
「ん?ああ誰にやられたコーヘイ」
「…もぅいいです」
以上で始業式を終わります。
どうやら、転校生の紹介を聞きそびれてしまったようだ。
そしてクラスに帰ると…
「今日から2年3組で皆さんといっしょに勉強させていただくこととなりました、清水薫ですヨロシクお願いします」
「えっ?」
そこには昨日図書館で見たあの子が立っていた。
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